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06月08日-04号

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  1. 丸亀市議会 2020-06-08
    06月08日-04号


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    令和 2年第4回 6月定例会         令和2年第4回丸亀市議会6月定例会継続会会議録  令和2年6月8日(月) 午前10時             ───────────────  出席議員 25名 1番  武  田  孝  三 君  │  14番  横  田  隼  人 君 2番  竹  田  英  司 君  │  15番  小  橋  清  信 君 3番  東     由  美 君  │  16番  横  川  重  行 君 4番  中  谷  真 裕 美 君  │  17番  松  浦  正  武 君 5番  神  田  泰  孝 君  │  18番  加  藤  正  員 君 6番  岡  田     剛 君  │  19番  山  本  直  久 君 7番  大  西     浩 君  │  20番  大  前  誠  治 君 8番  香  川     勝 君  │  21番  福  部  正  人 君 9番  三  宅  真  弓 君  │  22番  内  田  俊  英 君 10番  川  田  匡  文 君  │  23番  水  本  徹  雄 君 11番  真  鍋  順  穗 君  │  24番  国  方  功  夫 君 12番  松  永  恭  二 君  │  25番  片  山  圭  之 君 13番  多  田  光  廣 君  │             ───────────────  欠席議員 なし             ───────────────  説明のため出席した者市長       梶   正 治 君 │ 秘書政策課長   窪 田 徹 也 君副市長      徳 田 善 紀 君 │ 危機管理課長   満 尾 隆 弘 君教育長      金 丸 眞 明 君 │ 財政課長     宮 西 浩 二 君モーターボート競走事業管理者     │ 税務課長     村 山 智 彦 君         大 林   諭 君 │市長公室長    横 田 拓 也 君 │ 福祉課長     横 山 孝 雄 君総務部長     栗 山 佳 子 君 │ 子育て支援課長  二 宮 卓 也 君健康福祉部長   宮 本 克 之 君 │ 健康課長     奥 村 登士美 君市民生活部長   小 山 隆 史 君 │ 生活環境課長   松 岡 愼 司 君都市整備部長   吉 本 博 之 君 │ 都市計画課長   冨士川   貴 君産業文化部長   山 地 幸 夫 君 │ 産業観光課長   林   裕 司 君教育部長     石 井 克 範 君 │ 教育部総務課長  吉 野 隆 志 君広聴広報課長   奥 田 孝 彦 君 │ 学校教育課長   菅   佳 久 君職員課長     井 上 孝 敏 君 │ 幼保運営課長   黒 田 千 絵 君             ───────────────  事務局職員出席者事務局長     渡 辺 研 介 君 │ 主査       高 橋 幸 見 君次長       平 尾 哲 男 君 │ 主任       伊 藤   傑 君総括担当長    松 尾 耕 平 君 │             ───────────────  議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 一般質問             ───────────────  本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問             ───────────────                 会     議               〔午前10時00分 開議〕 ○議長(山本直久君) ただいまから令和2年第4回丸亀市議会6月定例会継続会を開会いたします。   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。   本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(山本直久君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、23番水本徹雄君、24番国方功夫君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 一般質問 ○議長(山本直久君) 日程第2、これより一般質問を行います。   5日に引き続き、順次発言を許します。   24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) おはようございます。   金曜日の最後の質問の香川 勝議員のソフトのすばらしい話があって、私はハードをいくんですけど、教育長、やっぱりすばらしい話でね、これからの教育の現場を、いろいろなことを先取りするぐらいに、私の、後ろで聞きよった感想ですけど、あんな久しぶりに、すかっとええ話やったから、私、帰って、もう一遍ビデオを見直しました。ぜひとも、今から私はハードの器のほうをやりますけど、ぜひともよろしくお願いします。   私が、このことについて、建てかえないかん理由はるる申し上げますけど、私が通告しておる建てかえができない理由を先に石井部長から御説明ください。 ○議長(山本直久君) ただいまの一般質問に対し、理事者の答弁を求めます。   教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) それでは、24番国方議員城東小学校の建てかえができない理由についての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、本市におきましては、学校施設維持管理について、これまでの事後保全的な対応から予防保全的な対応へ転換し、その機能や設備を常に良好な状態に保つ長寿命化型整備によって中・長期的に改築時期をおくらせ、財政負担の軽減、平準化を図ることを目的として、令和2年1月に丸亀市学校施設長寿命化計画を策定いたしました。   この計画におきましては、劣化状況調査により本市小・中学校の全ての対象施設が長寿命化改修の対象となっており、建築して経過年数がおおむね50年の施設について、長寿命化改修を実施することを前提に各学校の長寿命化改修等の時期の優先順位をつけ、今後10年間の実施計画を規定しております。したがいまして、議員質問城東小学校につきましても、劣化状況調査により長寿命化改修の対象となるものでありますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 長寿命化計画概要版というのがあります。全部載っとりますわね。ほんで建築してから50年、基礎的なことは建築から見てでもわかってますし、isのあれも出てますから。要は、私は何を言よんかというたら、やっぱし、計算上は50年でも劣化がひどいところがありますよね。例えば海の近くであったりとか、特別風にさらされるとか、それは条件によって劣化のぐあいは違いますわね。あの当時の建築でいいますと、壁の中の鉄筋はもう腐っとんですよ、腐食してね。ほんで砂は海砂を使ってますから、物すごく腐食してますわ。そやから言うたって、確かに耐震補強でブレース構造を入れたり鉄骨で補強することは、枠はもちます。しかし、屋根や天井や壁やいうんは物すごく劣化してきとるということ、これはもう事実なんです。   これ調べますと、使用年数を見ますと、一番短い城西小学校でも、建物の中で35年の短いんもあります。長いんは56年。ほんでも解体して新しく建ててます。城北も大体40年が一番新しかったんですけれども、長いやつは58年。だから、建物の中には、いろいろ年数が校舎別に違いますから、平均化すると41年から四十二、三年が今の平均であります。   これからいきますと、城西小学校は平成26年に建てかえました。そのときで平均で言うたら四十二、三年ですわ、もう50年近いわけです。城東小学校も、明治24年12月24日に建てとります。その間にいろいろ校舎をして、合併がありまして、一番新しい建物で昭和47年2月に校舎3階建てというんを建てとります。一番新しいんで昭和50年の45年というやつがあります。そういう建物別のいろいろな評価をしたときに、問題はその劣化ぐあいだと思うんですよ。   確かに基準はつくっとります、この長寿命化計画で。でも、これはあくまでも基準であって、城西や城北をしたことを考えたときには、もう城東はとっくに来とんですよ、期限は。その基準値をそこにすんならね。ですから、そういう意味ではいっぱい来とります。   それと、もう一つ、どうしても建てないかん理由を言いますと、平成16年の台風のときに、運動場が水浸しになったんです、あのとき。職員室はびしょびしょ、教室は1階、トイレは浮く。あとでトイレは直したんですけど、いかにあすこが排水や水はけが悪くって困っとるかということは、ただ校舎を建て直すだけでなしに、あそこを全面的に運動場もひっくるめて、いろいろなことを見直さないかん学校なんですよ。これは城東校区の皆さんやいろいろな方が、私どもの水本議員や片山議員ところへいっぱい陳情来とります。市長のところへも陳情に行ったけど、━━━━━━━━━━━━━━━━━━これは土器の方、城東校区関係の方々は悲願ですよ。   それが、この間御説明があった、ここの建物のこの分が、長寿命化計画で改築の場合、11億円かかるですよ。これでしょせん延ばしたって80年で、わずか20年か30年延ばせる。ところが、この差額7億円を出せば、19億円で新しいん建つんですよ。差額7億6,000万円なんです。ほんで延命さすよりも、あそこの今まで持ってらっしゃるいろいろな機能の劣化やいろいろなことを考えたときに、じゃあ今から耐震補強したって、それが絶対大丈夫よという保障はないんですよ。確かに、するんですけど、地震用のあれはできる。でも、壁の劣化やなんかに注入するわけにいかず、モルタルやり直すわけにはいかんのですから、専門的に言うと。このたった差額7億6,000万円でできるんですから、私は、どうしても今回、建て直すことが必要だと思ってるんです。   さっきおっしゃったように、長寿命化計画の中ではそうかもしれんけれども、私のこの説明を聞いて、あっ、それはいかんなあと、ちょっと考えてみようかという気になった、ならんでもええですけど、この私の説明で突っ込んでくれたら、QアンドAで私が御説明しますから。今言ったんはさらですわ。ですから、もう少し建て直さなできない理由をもう一度示してください。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。   議員御承知のように、長寿命化計画ということで小学校いろいろな調査をさせていただきました。また、城東小学校につきましては、耐震化工事を、まず最初に平成19年に始めております。その後で、校舎であるとか屋内運動場、順次、しまして、平成23年度に耐震の工事を終了しております。その後、平成31年に外壁等の改修工事も行っております。   これに先立ちまして、この長寿命化計画を調査するときに、例えばコンクリートの圧縮強度の調査であるとか、そういったさまざまな調査をさせていただいた上で、この施設については改築より長寿命化でいけばいいというような判断をしたと聞き及んでますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 教育部長、弱いですね説得力が。今、後ろで聞きよる人が、テレビの向こうで見よる方々が、はあっと思ってらっしゃいますよ。それはまあ、そちらの長寿命化計画というあれからいうから、建前の話はわかってますけど。だから、私が説明したように、耐震補強を今もしてます。ブレースも入れとりますけど、もうここで、今から30年延命は無理なんですよ、11億円かけて。それやったら、プラス7億円やったら19億円で新しく建つんですよ。   それともう一つは、あすこに通ってらっしゃるお子さんの中で、おトイレを我慢して家まで帰る子がおるんですよ。本当に困ってらっしゃる。確かに水洗化はできたんですけど、洋式やとか、いろいろな今の時代風に言いますとね。やっぱし、子供たちをこのままほっとくんはかわいそうやと思いますよ。   それと、もう一つは、私が言うた運動場です。これも県道からGLラインで1メーター近く低いはずです、あそこね。それも考えたときに、あすこ水がたまるんですよ。それなりに水はけは、川砂入れとるし、グリーンも入っとるからいいんですけど、やっぱり、あれはよろしくない。だって、あそこの地区は避難場所でしょ。コミュニティセンターもそうやけど、城東小学校避難場所でしょ。避難場所の運動場に水がいっぱいたまって、場合によっちゃあ、職員室から1階のフロアが水浸しになる、こんなんあり得ますか。水が来んようにせきどめするんですか、耐震で。じゃないでしょ。延命したって、わずか20年か30年しかもたすことができんのでしょ。その間によっぽど何か震災が来んかったら、普通にいけば、震度6から5や来たら怖いですよ。天井の屋上の屋根がぶらないという保障はありますか。   等々言いますと、もうこれは市長、英断の時期に来とんですよ。決して私は無理言ったつもりはございません。市内の小学校でいろいろなんありますけど、城北、城西も建てました。城東は、あの前に県道がつくから、どうしてもセットバックせないかんから早かったです。ほかもどんどんやってます。やっぱり、市内のこんだけ大切な城東小学校がここまでおくれるんは、私はよろしくないと思いますよ。   生徒数が627人、600人からおるんですよ。その関係者の世帯数で5,000世帯あるんですよ、5,400。やっぱり、地域に貢献するという小学校の別な意味の使命も重く担ってらっしゃいますから、これはもう一度やるほうで、何かいい答えをいただけませんでしょうか。   だから、私、納得しがたいんですけど、本当にこのままこれを押し切るんですか。それが、どうも市民に対して、この校区に対して優しさや配慮に欠けとると思いますけど、そうやって感じるんは私だけやろうか。改築に11億円かけるんか、新築に19億円かけるんか、差額が7億6,000万円、それで30年もつかもたないかわからない、実際に劣化はしてきとる、じゃあやり直すのが普通でしょ。ほんで、この分をやり直すいうたって、たしか石井部長西幼稚園のときに、署名運動が何かしらん、なかったらいかんみたいな。何ならうちの片山議員や水本議員ところへ来とる方々に、どうも役所は署名が要るんですよと。何ぼかあったら建てかえてくれるという話を出すようになりますよ、それは違うでしょ。行政側が早目早目に手だてをして、地域のこと、子供たちのこと、あすの丸亀のことを考えて私はやっていくんが政治であり、行政だと思っとんですけど、このことで市長、コメントをいただけたらうれしんですけど。私の通告には市長て書いておりますから、この建てかえについてのお考えをぜひとも聞かせていただきたいと。もう一度答弁をお願いします。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) それでは再質問にお答えいたします。   先ほどもお答えさせていただきまして、今の段階で我々が基本としているのが丸亀市の学校施設長寿命化計画ということで、この水準によって今ずっと検討しております。ですから、今のこの答弁で、改めて改築させていただきたいというのは、なかなかちょっと申し上げにくい分もありますので、今後また、この長寿命化計画についても、いろいろなデータを確認するとともに、もう一度検討してみたいと思っております。   以上です。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。
    ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 私は、ことしの3月まで教育民生委員会でおりました。そのときに新年度予算のときに、この城東小学校の改築については反対しておりますから、正式に。議場においても、ちゃんと起立せんと座っとりましたから、意思表示はしております。そういった意味では、我々、少なくとも3人は、このことを建て直してくれという、あなたたちが改築の予算を計上しとったけど、私は、このことははっきりと意思表示しとりますから、議員として。そういうことを踏まえて、今おっしゃったように、一部検討してくれるんなら、何かうれしくて納得は半分するんですけど、これは真面目に、不真面目とは言いませんけど、予算も要ることやから大変だと思いますけど、この差額を私が説明したって、同僚議員の中には、おお、国方君が言よん合うとるなあと思ってくれる人が一人や二人おるかもしれませんけど、やっぱり、私はこれは要ると思いますよ。   ほんで、あすこの西幼稚園と中央を一緒にして、これやってそうでしょ、一緒にして3番目通告出してますね。これやって、この分の予算の設計はついとります、計画に。でも、あすこは1億800万円かけて耐震しとんです。生徒数は百六十何人です。生徒数というんか園児ですかね、こっちは600人ですわ。ほんでまた、あすこにくいを打って何十億円かけるんですか。これは丸亀の人が聞いたらびっくりしますよ。今年度中に設計の単価が出て、この分のとりたい予算が上がってくると思いますけどね。この幼稚園とこことの違いは何なんですか。3番の通告書を見てくれたらわかるでしょ。3番にうたってます両方の違いは何なんですか、お教えください。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) それでは、質問にお答えいたします。   まず、中央保育所西幼稚園こども園の建てかえ設計の予算はついているが、城東小との違いということで、この質問ということでよろしいでしょうか。   議員御承知のように、中央保育所につきましては、大手町地区4街区再編整備構想において、4街区外に建設適地を選定し、移転することが望ましいとされ、また西幼稚園については、幼児教育・保育の無償化などによる園児の減少や施設の老朽化など、今後の両施設のあり方を検討する必要がありました。そして、今後5年間の第2期こども未来計画で、西中校区における未就学児の人口推計が増加する予測になったことや、昨年度まで発生していました待機児童の解消を図る観点からも、現在の西幼稚園の場所で認定こども園として令和6年度の開園を目指す計画となりました。   そこで、議員御質問の城東小学校との違いについてですが、先ほど答弁させていただきましたように、城東小学校学校施設維持管理については、予防保全的な対応により改築の時期を中・長期的におくらせ、財政負担の軽減などを図る観点から検討した経緯もあり、建てかえの必要についての判断がこども園の建てかえとの違いとなっているものです。   以上、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 教育部長ねえ、大手町地区4街区構想というんは、都市計画決定して、それがせんかったら、税務署も移すことできん、広場の計画とかいろいろなことができんから、それと、もう一つの理由は、中央保育所が劣化しとって、もういかんと。それでも遊戯室、あれは直したんですから、やめときまい言うのにね。ほんで、とうとう市民会館計画があるから、あすこを一部利用したいから、無理やりはめ込んできたんでないかなあという推測はしとんですけど。   ですから、この4街区を余り表に出して言わんでも、どうしても中央保育所が西でなかったらいかん理由はないんですから。平山もあいてらっしゃいますし、今、中央保育所へ通ってらっしゃるお子さんの親御さんが市内に勤め先かもしれんけれども、いろいろな地区から来とんですから、分散したって、前に当番でありました、いろいろな保育所にかわっていただいて何ら問題ないんですからね。いっとき改修工事をしよるときでさえ、平山にも行ってもろたんでしょ。ですから、行政がちょっと知恵を絞れば何でもなるんですよ。   だから、そういう、これから想定される、あすこの校区の未就学生がおられる、ある課長が来て言よりましたけど、マンションの子供、一体何人おるんや、いやわかりませんと言よりましたけど、やっぱり、これは言葉だけ踊らさんと、データと数字を出して、こんだけの人たちが絶対に今度する、そこに来るんだとか、きちっとデータがなかったら、ただ、この文章だけでは、中央保育所と西を一緒にしたことで、待機児童の解決に私はなるとは思ってませんから。こういう答弁書をつくったら、そういう言い方になるんかもしれませんけど、なかなか納得しがたい話ですよ。じゃあ、あなたがデータを持ってらっしゃると言うんやったら、未就学生で西中校区へ行く関係、今、何人いるんですか、御答弁ください。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) そしたら、西中校区全体の未就学児の数というのは、今、手元に資料がないんですけれども、ただ、先ほどもマンションの話も出ましたが、マンションだけで、あのときつかんでいる数字で大体四十何人ぐらいの未就学児が3つのマンションにはいらっしゃるということは、私、覚えておりますが、後の全体の分については、今、手元にデータがございませんので、後日またお答えさせていただきたいと思います。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) その40名が全部行くとは限りませんし、全員行ってくれるわけでないですから。近くに恵城もあれば、いろいろなキリストの何かしゃんもありますしね、別に、どうしてもあすこでなかったらいかん理由はないんですからね。今、中央保育所が101名、西が67名ですから、どうしてもここでなかったらいかんようなもんに、また何十億円かけるんか知らんけど、ここで建てる必要は私は余り持っておりません。   きょう、ついでに建てかえの話が出たんで言いますけど、今の長寿命化計画の中でいきますと、━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんなんを見ると、地域の方はお怒りになりますよ。一部、そりゃあ何か起きたら、補強やあんなんするかもしれませんけど、この資料の中では、どうも計画には入ってなかったからね、あれっと思ったんですけど、これは余談ですけど言っときます。   城東のことについては、先ほどからるる私が申しておりますから、これは市長、せっぱ詰まってますわ、地区の方々のお話を聞くと。やっぱりやりましょう。城西と城北がしてもう5年になるんですよ、新築、直してね。年数でいうたら、もう変わらんのや城東と。ちょうど建てかえる時期に来とんですよ。昭和44年にたって46年目になっとりますから、これは、地区の地域性と丸亀にある位置からして重要な小学校と私は思ってます。   それから、地域の人たちは悲願でございます。かわいそうに、また大雨になったら運動場がびしょびしょになるかもしれんけれども、やっぱり、あすこは早う直さないかんときに来とると思いますんで、もしきょう即決定できんでも、石井部長あんたが、ちょっと前向きな話がちらっと言うたが、市長、私の話を聞いてみて、いや国方議員、無理やとおっしゃるのか、もうちょっと前向きに検討させてくださいとおっしゃるのか、ちょっと市長からコメントをいただくんで、議長、よろしくお願いします。 ○議長(山本直久君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。   まず、令和2年の3月定例市議会におきましても、教育部の令和2年度予算案のうち、城東小学校長寿命化改修事業費に関して附帯決議もされておりますので、このときには、改修の適否について判断材料の一つということで、それを示すために耐力度調査を実施するということでお答えさせていただいておりますので、今年度におきまして、構造耐力、健全度及び立地条件を要因とする耐力度調査を要するものと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆24番(国方功夫君) 議長、24番。 ○議長(山本直久君) 24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) 耐力度というのは、もうわかっとんですから、今さら言わんでも。要は、あすこの劣化ぐあいは普通以上に厳しいということは念頭に置いていただいて、それから、地形的に、あすこのGLラインが1メーター以上下がっとんですから、運動場一つとってでも、これは普通じゃないんですよ。それと、地域の方々の、いろいろな意味での寄り添う場であったり避難場所であったり、あすこ選挙も行きよんかな、あすこで、そういうさまざまなことに地域の方が大事にしてらっしゃる城東小学校なんですよ。ぜひともそういうことを念頭に置いて御答弁いただきたいと。   残念ながら、市長は何ちゃ言う気はないんですけど、しゃべる気はなかったんですけど、やっぱり、こういうことは、よその市長は出てきて、ちゃんと言いますよ。私が見てきた中で大半の市長は、ぱっと手を挙げて、中には白川市長なんか、ちょっと答弁、部長がしとったのを横取りまでして言いますし、もうお亡くなりになりました横山さんもそうやったですけど。山下市長もやってますよ。通告に私はちゃんと出とんですから、かわりに部長がするのも一つの方法ですけど、最高責任者は市長ですから、市長みずから答弁するという気構えと心構え。私には嫌かもしれんけれども、やっぱり、城東校区の、あすこの土器の方々は見てらっしゃいますから。陳情にも行ったんでしょう、そういうことを念頭に置いて御答弁をよろしくお願いしたかったんですけど、もうしてくれんので、非常に残念に思います。   以上で城東小学校に関する質問を終わりますけれども、市内には、いろいろな諸問題を抱えた古い施設がございます、学校以外にもね。そういうことを順次計画はしていきよるとはいえ、それはタイムリーな計画でなかったら。一応計画は立てとんですわと言うんでなしに、その必要性と緊急性をどうやって担保するかと、それが御答弁の中に見え隠れしないから、これにうとうとるからもうええがと、ほんで差額7億円出して新しくようしないという、そういう政治決断ができない理事者の、こういうことに対する考え方を非常に残念に思います。   今後ともこれは言い続けますので、できたら地域の方々の何千件か何万件の陳情が要るんやったら署名運動もしますし、また、きょう来て、聞いてらっしゃるテレビの向こうの土器校区の方々がどういう気持ちやったかをお察し願って、ぜひとも理事者におかれましては、今後また考えていただきたいと、ねえ市長、よろしくお願いしときます。終わります。 ○議長(山本直久君) 以上で24番議員の発言は終わりました。   ここで10分間程度休憩いたします。               〔午前10時30分 休憩〕             ───────────────               〔午前10時40分 再開〕 ○議長(山本直久君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   一般質問を続行いたします。   14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) おはようございます。   今回、この一般質問をするに当たりまして、随分悩みました。例の告発の件がございましたんで、また議員がいじめるんかとか批判されるやろなとか、いろいろ思いました。でも、やっぱり、どうしても納得ができないんですよ。今からの1年間の丸亀市の行政運営の方向性を決める大事な3月議会を前にして、突然長期間の休み、またその間、今までにもなかった新型コロナウイルスの感染、それによって小・中学校一斉に休校、非常事態ですよね。こういうときに副市長の存在がなかったということが、私には理解できませんし、許しがたいと思います。   全国で1,700余りの自治体、3月議会に副市長が姿を見せなかった議会ってあったんでしょうかね。この間、いろいろ市民の方、また近隣の市会議員、県会議員にも話をしました。それはおかしいやろ、丸亀市議会として何かせないかんの違うんかと多くの方からも言われました。誰ひとり、それはしゃあないわなという言葉はなかったですよ。あきれるか、本当にそれはおかしいという声ばっかりですよ。そういうこともありましたんで、私、覚悟を持って、多くの批判を多分受けると思います。この場に立たせていただいております。   さっきも言いましたけれども、3月議会というのは、今後の丸亀市、また1年間だけではなくて、その後の計画であったり、さまざまな予算処置することによって、丸亀の方向性、そして市民の生活を1年間保障するような大事な大事な議会です。特に今回、先ほど国方議員からありました城東小学校の建てかえについても、夜の7時、8時まで委員会で議論しました。ほかにもありましたよね。コミュニティ自治会、そして消防、いろいろなもんがありました。それとこども園ですかね。そんなときに副市長、全く姿が見えないんです。   3月2日でしたか、この本会議が終わった後、急遽、教育民生委員会を開きました。教育長に来ていただいて、丸亀市の学校をどうするんかと。文科省、教育委員会に従って休校、違うやろと僕らは。設置義務者は丸亀市ですよ、丸亀市独自で判断をしようじゃないですか、子供たちのために学力保障のために、できる限り授業をやってください、そういうことも遅くまで時間をかけてやりました。そして、うちに丸亀市内第1号の感染者が出ましたよね、3月16日か17日やったですよ。これも3月議会です、その期間中です。そういうときにいないんですよ。そして、最終日に突然出てきて、その後、4月13日の全員協議会、僕が質問したときに、副市長、でたらめですよ、あの答弁は。   それと、市民みんなが注目しておりました定額給付金、ポータルサイトの受け付け。早々と三木町、高松市は午前中に承認がおりている。丸亀市は、まだまだ昼過ぎて2時、3時、やっとおりた。5月1日、ポータルサイトの受け付けの日、あなたはその日も休んでましたよ。もうこれ以上、いろいろ言ったら愚痴ばかりになりますんで質問させていただきます。   まず、副市長あなたが考える副市長の職務、責務とはどういうことなんでしょうか。また、この場で、その後のあなた自身の重大な決断をして発言をしてくれるのであれば、これ以降の質問は差し控えます。 ○議長(山本直久君) ただいまの一般質問に対し、理事者の答弁を求めます。   副市長 徳田善紀君。             〔副市長(徳田善紀君)登壇〕 ◎副市長(徳田善紀君) 副市長の考える副市長の職務、職責とはとの御質問にお答えいたします。   地方自治法第167条において規定されておりますとおり、副市長である私の職務とは、市長を補佐すること、市長の命を受け、政策及び企画をつかさどること、職員の担任する事務を監督し、市長の職務を代理すること、また市長より委任された事務を執行することでございます。   これらの職務は、市長の考える丸亀市の未来像を具現化していく上で非常に重要なものであり、本市の組織マネジメントを担う私の職責は極めて重たいものであると認識いたしております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) これは、地方自治法第167条にあることですよね。全く、今、声が出ましたけれども、本当にこの考えのもとに副市長は行動されて、今回、3月議会、これで、この職務、職責が果たされたとお思いですか。本当に副市長が考える副市長としての責務とか職務というのを、もう一度お願いします。 ○議長(山本直久君) 副市長 徳田善紀君。             〔副市長(徳田善紀君)登壇〕 ◎副市長(徳田善紀君) 具体的なことは、羅列するまでもなく、この言葉に、地方自治法に書かれてる言葉に代表されていると思います。そして、それに基づいて私は、これまで副市長として、その職務、職責を行ってきたと思っております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 多くの声が出てます。仕事する以前にですよ、その職場に顔を出していないんですよ。普通の社会、一般社会においても、一般企業においても、トップの次、副社長が大事な取締役会とか株主総会に顔を出さないと同じですよ。   後で聞きますけれども、体調が芳しくない、そういうことであれば仕方がありませんけれども、本当に姿を出さない、長期間欠席することで、監督とか企画、政策をつかさどることが本当にできるんかなと甚だ疑問でありますし、そのことについては、この議会中に何らかの答えを、僕自身、議会としても出していきたいと思っております。   次に、関連しますんで、3月議会を前にした2月の全員協議会。今年度の丸亀市の1年を左右する大事な予算大綱の冒頭、市長から、副市長の休職願が出ている。耳を疑いました。えって思いましたよ。その休職願、市長はどのように取り扱ったのか。そもそも副市長に休職とか休職制度というものが当てはまるのか、私には理解できないんですけれども、その辺について御説明をお願いします。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 副市長の休職願をどのように扱ったのか及び休職制度が当てはまるのかとの御質問にお答えいたします。   副市長の休職願の申し出につきましては、組織のトップマネジメントを担う副市長みずからの立場と重責を踏まえた上での苦渋の決断であると認識しております。私としましても、このたびの事案は、本市の不当要求への対応体制が問われるものであり、健全で公正な行政運営の確保にかかわる組織運営の問題であると判断し、了承することとしたものでございます。   なお、副市長の職は特別職であり、一般職のような勤務時間の定めはなく、休職という制度はございません。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 今、言われましたけれども、━━━━への対応体制、それよりも、市民にとっては大事な1年間の予算、それを優先するときじゃなかったんですか。コロナへの対応も絶対必要なときですよ。平時じゃなく、本当に非常時。本当に今でも歯を食いしばって耐えてる市民の方はたくさんいますよ。なぜ副市長、平気でこんなこと、こんなことって言えばあれですけど、市民にとったら、どっちが大事かということだと僕は思うんですけれども、本当にこのときに市長は、途中ででも、おまえ出てこいというようなことが市長できなかったんですか。もう一度市長、答えをお願いします。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 再質問にお答えいたします。   何も考えずに休んでおるということでは決してございません。苦渋の決断ということを先ほど申し上げました。非常に重要な市役所の今後、将来の行き末にもかかわる不当要求への対応体制、これが問われる中での非常に特殊な事案であったと思います。   お尋ねの復帰を促さなかったのかということでございますが、私としては、副市長の判断を尊重してまいりました。特段に催促をするということではなかったと記憶しております。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) そしたら、3月の、ああいう予算の委員会の中で、副市長の存在が必要ではないと市長は判断されたわけですか。百条委員会を開くかどうかというのは、議会に投げかけたんですから、それでもう一旦終わってる話であって、やっぱり大事な、そしてコロナが進行して学校全て休校して、丸亀に感染者が出た、どうやって対応しようか、担当の職員は大変やったと僕は思いますよ。教育長も大変やったと思いますし、そんな中で、━━━━の件があるから、副市長、苦渋の選択やから副市長だけ在宅でしとったらええがという判断で、それでいいんですか市長、お答えください。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 先ほど申し上げましたけれども、一般職のような休職という規定はございません。したがいまして、どこにいても副市長というのは、その仕事をしなければいけないというところでございます。   当然、議会の答弁等々の調整あるいは各部長のアドバイス、相談に乗る、あるいは前にもございましたコロナ関係の対策につきましても、全庁挙げた体制でございますので、当然、副市長もそういった中で必要なアドバイスをしておったものと考えております。議会対応についてのみ、委員会等への出席は見合わせるという判断でございました。ぜひ御理解ください。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 市長もそういうお考えやったということを確認できました。   それでは、次に行きますけれども、そのときの市長の説明では、副市長の休職願は疑惑に関する調査が終わるまでと言われておりました。さっきも言いました大事な予算議会、またコロナ感染の非常事態とも言える時期、一体いつからいつまで休まれたのか。また、その間の報酬を受け取っていないのか、返還したのか。特別職とはいえ、公務員共済に入られとんですよね。退職金もありますよね。我々議員とはちょっと立場が違う。その中で一月余りも休むというのは、僕はいいのかなと疑問に思ってます。答弁をお願いします。 ○議長(山本直久君) 副市長 徳田善紀君。             〔副市長(徳田善紀君)登壇〕 ◎副市長(徳田善紀君) 休職期間はいつからいつまでの何日間か、報酬は受け取っていないのか及び、なぜこの時期に休んだのかとの御質問にお答えいたします。   まず、休職期間でございますが、2月15日から3月25日までの40日間でございます。   次に、休職期間中の給与の取り扱いについてでございますが、丸亀市市長等の育児等と公務に関する条例に準じて計算を行い、相当額を市へ寄附いたしております。   次に、なぜこの時期に休んだのかとの御質問でございますが、私といたしましては、このたびの私の告発により、3月議会定例会、とりわけ新年度予算審議において市民生活に支障を生じるような事態を招くことは本意ではなく、また決して許されることではないと考えました。   そこで、苦渋の選択ではありましたが、副市長としての職務を当分の間自粛し、市政の停滞を招かないことこそが最善であるとの考えに至り、市長に対し、2月の半ばより休職を申し出ることといたしました。   その後、2月25日に総合病院で定期検査をした折、呼吸器疾患に感染していることが判明しましたが、せきはあるものの、平熱で治癒過程にあるため、特に入院は不要であるとの診断がなされました。そこで、休職期間中は自宅で静養させていただいた次第でございます。   当初の予定では、休職期間は告発に係る事案の調査が終了するまでとの考えでございましたが、コロナウイルスの猛威が加速し、市民生活への影響が日増しに大きくなってきたこと、懸念していた3月議会定例会も予算審議を終え、残るは最終日1日となったこと、3月19日のCT検査の結果、炎症箇所もかなり縮小し、勤務に差し支えがないことなどを総合的に勘案して、3月26日をもって復職することといたしました。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 別に入院まではせんかったけど、何か病気があったということだそうですけれども、本当に、そういう重要な病気だったんか、疑っては申しわけないですけれども、そう感じざるを得ないです。   次に、休職中、休んどったときですわね、カメラ目線で何か渡すやつやってましたけど、その後、庁舎の中で記者会見をしてましたけれども、休職願まで出して休んでいるにもかかわらず、庁内でそういう記者会見、別に問題はないんですかね。許可とか必要ではないんですか。誰がその許可を出されたのか。   また、続いて、休んでいた間、議会は出てなかったけれども、云々の仕事をされたように言われてました。庁議もあっただろうし、今回の新型コロナウイルス感染の対策会議、何回も開かれてきたと思います。議会は休んどったけれども、それにはきちんと出ていたのか、それについてお答えください。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 御質問の1点目、市役所にて行われました記者会見についての御質問にお答えいたします。   御質問の記者会見につきましては、2月20日に本館3階にあります特別会議室にて行いましたが、先ほどの答弁でもございましたとおり、特別職には勤務時間に関する定めはございませんので、在任中の記者会見が問題になるとは考えてございません。また、特別会議室は秘書政策課が所管する会議室であり、ほかに使用の予定もございませんでしたので、記者会見場として使用したものでございます。   次に、2点目、休職期間中の庁議及びコロナウイルス対策会議の開催日数及び出席回数についての御質問にお答えいたします。   休職中において庁議及び新型コロナウイルス対策本部会議はそれぞれ5回開催されており、いずれについても出席は1回ずつ、欠席は4回でございます。   以上、答弁といたします。 ◆16番(横川重行君) 議長、議事進行。議場ちょっとやじが多いんで、注意を何回してもおさまりません。どうにかしてください。 ○議長(山本直久君) 今後、静粛にしていただけますか。よろしいでしょうか。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 5回開催されて、1回だけしか出てない。市のナンバーツーと、いわば庁議なんかは副市長が仕切ってやると僕は認識しとったんですけれども、副市長がいなくても、こういう会が粛々と進んでいく。何か存在感が全くないん違うんかなと僕自身は思います。これについて聞いても公室長が答えるんで、再答弁を。なら1回だけ出たというのは、いつといつなんですか。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 再質問にお答えいたします。   庁議並びにコロナウイルス対策本部会議、いずれも同日開催の3月23日の会に出席をいたしております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) それでは、これが一番聞きたかったんですけれども、本当に普通の平時ではない、コロナがあり、大事な予算議会、非常時とも言うべきときに、長期間、副市長がここにいない。そのことによって職員の士気が下がって業務に支障が出ると、こういうことを本当に思わなかったんかなあと。そら告発があるから、そんなこと一般の職員が理解してくれるだろうかなと僕自身は思うんですけれども、それについてお考えを。 ○議長(山本直久君) 副市長 徳田善紀君。             〔副市長(徳田善紀君)登壇〕 ◎副市長(徳田善紀君) 長期間休職することにより職員の士気が下がり、業務に影響が出るとは思わなかったのかとの御質問にお答えします。   まず、新型コロナウイルスの蔓延によりまして世界中が未曽有の危機に直面し、丸亀市においても迅速な対応が迫られる非常に困難な時期に私の休職が重なったことについては、まことに申しわけなく感じております。   私といたしましても、休職期間中において週に二、三回は登庁し、新型コロナウイルスへの対応に限らず、市政全般や重要な案件の動向、また市議会における議論の行方などについて掌握し、業務への影響が最小限になるよう努めてまいりました。   一方で、今回の件については、丸亀市の組織全体の、さらには職員一人一人のコンプライアンスにかかわる極めて重要な問題であり、それゆえ職員の関心も非常に高いと認識いたしております。私自身がこの件について毅然とした対応を示すことこそが、職員が安心して働くことのできる職場づくりへとつながっていくものであり、職員一人一人の士気を高め、組織力を強化していく契機にしてまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 何か話が違うんじゃないですか。週に二、三度登庁し、その中で、さっき庁議とかコロナウイルスの対策会議、計10回やって8回休んでるんでしょ。週二、三回、そのときに合わせて出てくるべきじゃないんですか、大事な会議なんですから。それも、その会を仕切らないかん副市長あなたの責務じゃないんですか、これは。それと、毅然と対応することが職員にとって。それやったら、ここに毅然と座っておるべきじゃなかったんですか。そこに姿も見せずに、何か僕には理解できないんですけどね。副市長、ナンバーツーですよ、一般の職員とは違いますよね。   私ごとですけど、3月議会、何年かぶりに体調を悪くしまして、朝、病院に点滴を打ちにいってきましたよ。3月議会ではないですけど、この前の議会、病院から抜け出して採決に参加した議員もいます。また、がんとかいろいろな手術をするのに、議会の日程をずらして手術する、ここで倒れた議員もいますよ。ここって、そういう場所じゃないんですか。それが欠席することで毅然とした対応になるんですかねえ。ただ、僕には逃げてるというようにしか目には見えませんよ。   3年前、副市長の承認に賛成したことを本当に悔やんでいます。大事な大事な予算議会、コロナで日本中の自治体が対応にきゅうきゅうとしているとき、さっきも言いました定額給付金のポータルサイトの受け付けの日、そんなときに平気で休むんですよね。本当に、さっき言いました第167条のとおり、副市長としての職責、責務が果たされているのか、僕はもう、そう思いませんけどね。   職員だってですよ、この前ありましたよね。DV被害で自宅に相談に行ったら包丁を振り回された、そういう職員、命がけですよ。コロナで、ごみの収集やって、いつ自分にかかるか。青い鳥、3密の中で、子供たちを相手、保育所、こども園、子供たちがかかったらいかん、ぴりぴりしながら仕事をしてます。逃げることはできません。毎日、それが業務ですから。それは特別職ですから、休職、そんなもんはありません。気に入らんかったら休んでもいいです、出てこんでもいいですとしか、さっきの答弁で僕は聞こえませんよ。   体調が悪いんでしょう、さっきも言いましたみたいに、もう何年も前から市民の人みんな言うてますわ。マスクをずっとかけて、あれ体悪いんやろうが。去年の12月やったですかね、婦人会の会長、いつも傍聴に来てくれます。そのときもマスクして、そのときのある会長が、我々こうやっていっぱい来てるときに、マスクして、こんなときに寝んでもええのになあと言われましたわ、いつもあんなんて。本当に体の調子が悪いんやったら、もうそろそろ考えたらいいんじゃないんですか。   そして、この前も初めて知りましたけど、議会のトップの議長と行政のトップの市長と副市長3人で腹を割って話する、それを録音しとったんですね。何かもう人間としての信義を僕は疑います。本当に……。 ◆16番(横川重行君) 議長、議事進行。今の内容は、別の百条委員会の中の議論であって、この中で議論する問題ではないと考えますが……。 ○議長(山本直久君) 横田議員……。 ◆14番(横田隼人君) あれ、もう公開になってますよ。議事録、公開になったでしょう。議論じゃない、僕の意見です。 ◆16番(横川重行君) 意見の場ではない、一般質問です。 ◆14番(横田隼人君) 質問の中に入れてます。 ○議長(山本直久君) 発言に……。 ◆14番(横田隼人君) ちょっと一回とめてください。何か……。 ○議長(山本直久君) 暫時休憩いたします。               〔午前11時11分 休憩〕             ───────────────               〔午前11時19分 再開〕 ○議長(山本直久君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   一般質問を続行いたします。   14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 先ほど御心配いただきましたけれども、百条について質問する気はございませんので、あらかじめ申しておきます。   いろいろ言われたんで頭が混乱してるんですけれども、要は、週に二、三回出てきて、そういうことで本当に副市長としての職務が、ほかの職員に対して影響がない、もっと頑張って出てきて、ここにきちんと座って業務するべきでなかったかなということなんですよ。もう一度、副市長のお考えをよろしくお願いします。 ○議長(山本直久君) 副市長 徳田善紀君。             〔副市長(徳田善紀君)登壇〕 ◎副市長(徳田善紀君) 再質問にお答えします。   職員の士気の問題でございますけれども、職員の皆さんは、2月下旬以降の私の行動を見ております。その結果として、皆さんそれぞれ、みずから2月中旬以降、この3月下旬までの休職について、職員の皆さんなりの考え方をしていると思います。その中で、私としては、大多数の職員については御理解いただけてるものと思っておりますけれども、それについては、議員がおっしゃるような、いろいろな御意見があるのも事実だと思っております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) よく考えていただいて、地方自治法第165条を読んでいただきたいと思います。   それでは、次の質問に行きます。   副市長の休職届を受理されて、職員の業務とかさまざまな影響を市長はどのようにお考えであったと、答弁をお願いします。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 副市長の休職による業務、職員などへの影響についての御質問にお答えいたします。   副市長の職務、職責は極めて重たいものと考えており、ただいま副市長より答弁をいたしましたとおり、休職による市政や職員への影響も、それに比例して大きいものと考えております。ただし、不当要求への対応が十分でなければ職員の士気はマイナスに影響することが考えられ、公正な職務の執行が損なわれることがないよう組織体制を整備し、適切な対応を行っていることによって、職員が安心して持てる能力を存分に発揮することができ、さらには市政の充実にもつながっていくものと考えます。   新型コロナウイルスへの対応はもちろん、新庁舎移転、丸亀城石垣復旧工事など本市の喫緊の課題は非常に多く、今後も困難なかじ取りが求められますが、副市長以下職員が一丸となって、本市の組織力を存分に発揮し、この難局を乗り切ってまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) さっきから堂々めぐりなんですけど、━━━━への対応と副市長が休むのと、そんなに影響があるものなんですかね。別々に粛々とやることであって、1年間の丸亀市民にとって大事な予算、対応せないかんコロナに対して、それに休みを簡単に与えて、後から言うように、何か体調がほんまは悪かったんですとかみたいな話になってますけど、市長、本当に━━━━の対応と、その議会、そしてコロナに対応する、そんな会とか、そんなんには出てこず、それで本当によかったと、それでええんやと市長はお考えだったわけですか。その辺についてお願いします。 ○議長(山本直久君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 再質問にお答えいたします。   我々特別職の働き方というのは、一般的に、時間さえ過ぎたらいいんだというものでは決してございません。そこにおればよいということでもないと思います。市政の非常に重要な課題の一つとして、副市長による告発、そして市議会議員からの不当要求と、こういった極めて重大な案件に絡む事柄でございました。したがいまして、それに対応する方法が、その場その場で本当に最善であったかということについては、私自身も、それが絶対に間違いないことで、そのときにいなかったのはつまらないと、こういうことは言えないものだと思います。   全体として市政の課題が一番最適な形で解決をされる、そして職員が、そのことによって安心感を最も得られて、そして次の市政運営に力を持って立ち向かっていけると、こういう結果が問われるものだと思っておりますので、ここでの判断というのは最善かどうかということについては、これは判断が難しいものと考えております。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 何か市長の言うことが十分理解できんのですけど、ええのか悪いのか、副市長が決めたから、それに従うんやと。とにかく不正対応についてのみを優先して、予算なんか別に構わん、この議会に出てこんでもええ、そういう結論なんですよね、それが結果ですもんね。本当にそれが正しかったんですか。この議会、皆さんどうなんですか。3月議会って、丸亀市にとって本当に大事な議会でしょう。そらあ百条云々がありますけど、それは別じゃないですか。ここで、また委員会で、予算委員会なんか、本当に毎晩7時、8時、時には9時、そんなときまで必死になって議論してやってるときですよ。そらあ横で聞いとったかもしれんですけど、そこに姿を出して、部長が答弁に困ったら助けてやるのが副市長じゃないんですか。それを全く姿を見せずに、体調が悪かった、でも週に2回、3回出てこれとったんでしょう。出てきなさいよ、来るべきじゃないんですか。   そらまあ特別職やから、さっきも市長も言いましたけど、でも、副市長の特別職というても、職員と同じように共済とか入ってるわけなんでしょう、僕らと違うて多額の退職金もいただけるんでしょう。やっぱり、半常勤みたいなところがあるんではないんですか。大事なポイントだけでも。3月議会が終わって、コロナが終息して今みたいなときやったら、議会がなかったら、そらもう休んでも結構ですよ。でも、大事な、本当に大事な大事な時期、その時期に姿がなかった。僕はもう、それは絶対許せない、本当に。市長も簡単にあれですけど、もう一度お考えいただいて、何か体調が悪いそうなんで、ぜひ地方自治法を見たら、第163条に任期中でも退職ができるというのがございますんで、お考えください。   それでは、次に質問させていただきます。   コミュニティセンター市長懇談会、これについてですけれども、ずっと市長になられてからやってるとすれば、ことしが7回目か8回目。僕も、かつて連合自治会長をしてましたんで、会に出たこともありますし、議員になって1度出ましたんで、二、三度出たことがございます。僕にとっては、もう何かようわからんような懇談会なんですけれども、この成果、どんな成果が上がられてるのか、お答えください。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 14番横田議員のコミュニティセンター市長懇談会の成果についての御質問にお答えいたします。   コミュニティセンター市長懇談会では、事前に各コミュニティから御意見や御質問を提出していただき、それについて、まず回答する形で進行しております。また、当日いただく御意見等についても、その場で即答できないものは持ち帰り、後日、担当課より、できるだけ速やかに回答するという方法で実施しております。   そこで、御質問の市長懇談会の成果についてでございますが、具体的な例といたしましては、例年、香川県主催で防災士養成講座が香川大学で開催され、半年間の受講の後、毎年10人程度の防災士を育成しておりましたところ、コミュニティから資格取得のニーズの高まりを受け、丸亀市主催で独自の防災士養成講座を開催することで49人が受講し、地域コミュニティの防災力の向上に寄与いたしました。   また、丸亀市民が身近な登山や憩いの場として利用している青ノ山の利便性向上のため、地元コミュニティより要望のあった山頂付近のくみ取り式トイレの水洗化や登り口付近のトイレの設置等による環境整備を実施いたしました。これにより、人の集まる青ノ山として、今まで以上に市民に利用される地域資源として活用されています。   このように、いただいた御意見等について、可能な限り実現に向けた対応に努めておりますが、他の機関との調整や費用の問題等により対応に時間が要する場合やさまざまな問題により実施が困難な場合など、貴重な御意見を賜りながらも、その全てをかなえることができていないのも事実でございます。   しかしながら、現実的に、このような課題がありつつも、何より市民の生の声を市長へ直接届ける機会、また市長の思いを市民の耳に直接伝える場があることは、互いの信頼関係や新たな気づきが得られ、市民協働のまちづくりの観点からも大きな意義があると考えております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 成果ということで幾つか挙げられてましたけれども、僕が出た範囲で、ほとんど市長が一人で答弁されるわけですよ、要望とか質問に対して。そしたら、市長、人がいいですから、できんもんはすぐできんとかってよう言わんのですよね。だから、前向きに検討します、地元の意見がまとまればできますみたいな意見をよく、そういうことを言うんです。そならね、それを聞いた市民は、ああ市長が言うたんやから、前へ向いて進む、やってくれるんやわと。ほとんどできんのですよ。僕がたまたまおった飯野では苗木センターね。要は、あすこで保育園を建てるから、保育園に今売ってるはずやのに、市民の人から、あすこで児童公園をと言うたら、市長そのときに、ああ、それはええ考えですから、するみたいなことを言うたんですよ、あのときも。これ違うやろうというて。話が、もうほとんど保育園で決まっとるのにと。その後ですよ、地元の説明会に、僕も、その保育園をつくる人と一緒に行きました。集めたときに、あのとき、市長がここで公園をつくると言いよったのに、何でいつの間に保育園に変わったんなと言われたんですよ。申しわけないけれども、丸亀市の待機児童解消のために、みんな御理解してくれと、保育園が来たら、うるそうてしゃあないという人が幾らかおりました。そういうこともありましたし、土器-飯野-飯山へ行くあの幹線、土器の一部のところは歩道がほとんどないんですよね。どないかせえ言うたら、市長があのときに、学校の周りでブルーのああいう歩道を塗ります、そういうことを言われましたよ。でも、あれは学校から300メートルか何か決まってましたよね。あそこやったら1キロ以上あるところ、塗れるはずがないのに言うたんですよ。それと、それを過ぎて飯野山のほうへ行ったら、歩道が片方しかないから両方にしてくれ。ああ、それはいいですね、地元のみんなの意見がまとまったらできます。違うでしょ、あれ。両方にあって狭いから片方に移したんですよ。   やっぱり、わからないんやったらわからない、そういうことを言わんと、そういうことで、かえって混乱を招いている、そういうことがありますし、それと、連れていくのが担当職員ですよねえ、ほとんど。そういう方が、市長がちょっと違うことを言うても、やっぱり言えないですよ。もっと考えるべきだし、それと、要望や何かいうても、自分ところの自治会長もおりますし、コミュニティの会長もおります。さっき言うた防災士も、これコミュニティの会長会か何かで要望した話じゃないんですか、これは。それで実現したんじゃないんですか。   今、ここにやって多くの市会議員がいます。多くの声が聞けるはずですから、何か形を変えてやるべきだと思います。これを言うても、答えるのは公室長が答えるんですよね、市長は答えてくれないんですよね。   そしたら、もう次へ行きます、答えてくれないもんを聞いてもしゃあないですから。ことしの開催、こんな状況の中で、本当にやるおつもりなのか。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) コミュニティセンター市長懇談会をことしもするのかとの御質問にお答えいたします。   コミュニティセンター市長懇談会は、開催を希望するコミュニティからの申請による実施を基本として、例年4月に各コミュニティに対し開催希望日などを問い合わせ、スケジュール調整をしております。しかしながら、今般の全国的な新型コロナウイルス禍にあって、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、今なおコロナウイルスの脅威が終息していない状況下において、例年のようなコミュニティセンター市長懇談会を開催することについては、議員を初め市民の皆様の御心配があることは理解しております。   一方で、感染拡大を予防する新しい生活様式の定着等を前提として、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げている状況でもあります。したがいまして、開催に際しては、基準としている感染予防対策をクリアした上で、開催を希望されるかどうかなど改めて全コミュニティの意向を確認し、今年度の開催の可否や時期などを慎重に判断してまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。
    ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 今の時期であれば、開催のやり方を考えればできるかなと思いますけれども、実は4月2日の庁議の議事録を見たんですよ、4月2日です。学校も休み、全国でコロナ、コロナです。そのときに、ことしも開催をするから、各部長とかを出してくれみたいな、懇談会の先、市長が答えられんかったら困るからということで、そういう指示が出されましたけれども、その庁議の場でですね、コロナでこんなときに、市長、コミュニティセンター市長懇談会、やめときましょうよ、そういう声は各部長からなかったんでしょうか。それについてお答えください。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 庁議での指示に、各部長は異議を唱えなかったのかとの御質問にお答えいたします。   4月2日の庁議におきまして、今年度よりコミュニティセンター市長懇談会の開催について、これまでの地域担当職員に加え、部長級職員が1名出席することとし、コミュニティセンター市長懇談会のさらなる充実を図ることを市長指示のもと周知をいたしました。その時点で、開催自体の是非については、各部長から異議や意見等は特にございませんでした。   その理由として、4月2日時点において、大がかりな事前準備が必要な大規模イベントなどの中止や延期の議論をしておりましたが、例年、コミュニティセンター市長懇談会が行われます三、四カ月後の新型コロナウイルス感染状況についての先行きが不透明であったためと理解いたしております。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) さっきも言いましたけど、緊急事態宣言が解除されて、今の時期やったら、そういう議論になるかもしれんけど、4月2日の段階で、お城まつりはやめ、婆娑羅も中止やいうんが目に見えとる。いろいろな市の行事、各種団体の総会、そういうものが全く開催されないような状況の中で、市長がコミュニティセンター市長懇談会をするんや、各部長、1人ずつ。そんときに──副市長は、こんときおったんですね──いや、ちょっと考えましょうよという意見が本当に出てこなかったんですか。庁議ってそんなもんなんですか。   また、僕が庁議の議事録を見とったんですよ。この後に、4月と5月かな、2回、3回やってましたね。たった5分で終わっとんですよ。そんなん庁議ってええんですか。もっと僕らが想像しとったんは、各部長が、市長、こういう考え、それについてはちょっと違うでしょうとか、それはこうしたほうがというようなイメージがあるんですけど、全く形式の会。何かがあった、それで終わり。一つ二つ提案されて、それで何にも部長が言わずに終わってしまう、それが今の庁議なんですか。本当に4月2日の時点で公室長しか答えられませんので、公室長自身、こんなときに市長懇談会をするということに疑問を感じなかったんですか。まだ今の段階だったらわかります。まあ、そうやからもうちょっと先考えましょうや。いや、7月にするということは、5月ぐらいから各コミュニティに問い合わせするわけですよね。ほんだら、コミュニティの人が、丸亀市って何考えとんって。僕は、あるコミュニティの会長からそういうことを聞きました。やっぱり、この時期にこんな議論はおかしいと、公室長、思わんかったですか。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 再質問にお答えいたします。   先ほど答弁をさせていただきましたとおり、4月2日の時点では、開催についての異議、質問等はございませんでした。私も、そのことについては述べることはありませんでした。特に大規模な事前準備が必要なものではないという内容のことではあったことが一番大きな理由だろうと思いますけれども、開催に当たっては、当然、その時点でのコロナ禍の状況等を鑑みて開催を判断していくと理解をしておりました。   以上でございます。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) 僕が部長なり副市長なり教育長の立場であれば、市長、何を言よん、こんなときにって、僕は絶対言うとったと思いますわ。市民を巻き込んで、こういうことまでせんでええん違うんですかと。そんなんやったら市長、あなたの後援会でやったらいいじゃないですかって僕は言ったと思います。   最後になりますけれども、先ほどのコロナの関係もそうですし、各コミュニティ、この市長懇談会、過去もそう、今回もそう、各コミュニティの反応というか、コミュニティの長ですかね、どのような反応をされてるのか、お答えください。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 開催や内容等について各コミュニティの反応はとの御質問にお答えいたします。   コミュニティセンター市長懇談会の各コミュニティへの依頼は、先ほども申し上げましたとおり、例年4月に開催されるコミュニティ協議会連合会理事会、コミュニティ事務局会へ広聴広報課が出席し、説明することといたしております。   しかしながら、今回は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、理事会の縮小や事務局会の中止がなされたことから文書での周知依頼とし、希望日時については、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、延期または中止をお願いする場合がある旨、明記をいたしました。5月末日で、ほぼ開催希望日時の集約がそろいつつあり、これまでの過程において、各コミュニティから開催等に関する御意見は特にいただいてはおりませんが、今後の新型コロナウイルス感染症の収束状況等も注視する中で、開催の可否や方法などコミュニティと早急に協議してまいる所存であります。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) こんなときでございます。緊急事態宣言が解除されました。その後、2週間、3週間後、第2波が来るんじゃないかといえば、まあ7月ぐらいですよね。そういうときにこういうことをする。多分、市から希望日とかがありますから、いや、うちのコミュニティはもうしませんというのは、それはなかなかコミュニティから言えませんよ。コミュニティの総会さえできていない。各長寿会、婦人会、子ども会とか、そういう総会もできてない中で、やっぱり、ことしぐらいは、もう市長懇談会、中止すべきだと僕は思いますし、もしも、もしものことがあれば、市長の後援会を集めてするんやったら構わんですけど、市長懇談会は市の行事ですから、その辺は考えるべきでは僕はないかなと思うんですけれども、そんなに無理して、こういう時期にしなくてもいいんじゃないんですかね。公室長なり市長なり、最後、答えてください。 ○議長(山本直久君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 再質問にお答えいたします。   繰り返しの答弁になり、恐縮でございますけれども、開催の可否あるいは方法等ついては、今後、コミュニティと早急に協議をしてまいります。   以上、答弁といたします。 ◆14番(横田隼人君) 議長、14番。 ○議長(山本直久君) 14番 横田隼人君。             〔14番(横田隼人君)登壇〕 ◆14番(横田隼人君) コミュニティの方も、物すごく敏感な人もいますし、市民の方にも、平気でやるかと言う方もおりますけれども、やっぱり、恐怖感みたいなものがあって、そういうことはいかんという考えの方がたくさんおりますし、各地区の夏祭りさえ、秋の祭りさえやめようかというような、そういう事態の中で、こういうことを僕はもうやめるべきだと思いますんで、その辺、コミュニティの方と十分話し合って、市から出されたらせないかんというのがありますから、理事者のほうで考えて対応をしていただきたいと思います。   最初に言いました副市長の件、僕はもう納得できません。告発とこの議会、この真剣な議論とか、コロナに対する対応とか、やっぱり、僕は違うもんがあると思います。幾ら特別職で出てこんでもええ、それなりの仕事をしていたと言われても、その場に全然いなかった副市長、これは誰が見たっておかしいと思います。て言われれば、何か病院に行って、ちょっと調子が悪かった。別に入院もしてないわけでしょ。週に2回、3回出てこられとった。その中で、何で庁議に、コロナの対策会議に出てないんですか。そういうことから、さっき言いました本当に副市長としての職務、職責が果たせてるのか、大きな疑問ですよ。   今から議会最終日まで日にちはございますんで、皆さん方もよく考えていただいて、市長も、そして副市長自身もよくお考えのほどお願いいたします。   以上で終わります。 ○議長(山本直久君) 以上で14番議員の発言は終わりました。   会議の途中ではありますが、ここでしばらく休憩に入ります。   再開は午後1時を予定しております。               〔午前11時48分 休憩〕             ───────────────               〔午後1時00分 再開〕 ○副議長(川田匡文君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   一般質問を続行します。   18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) それでは一般質問をさせていただきます。   私は、新型コロナウイルス対策について質問をします。   今回、この新型コロナウイルスの感染の状況、そして政府の対応を考えたとき、わかったことは、生活や事業の継続のための補償が全くなされないまま、外出、業務の自粛要請だけを続ければ、数カ月で大量の働く人たちが失業、廃業に追い込まれ、生活の基盤を失うということであります。そのことは、人々の尊厳と地域社会を破壊し、取り返しのつかない被害を社会にもたらすということであります。そのためにも、必要な支援が早急に、的確になされなければなりません。   そこで、私は、丸亀市として新型コロナウイルスの感染被害に対し、給付の支援、相談体制、そして学校、保育所等での必要な支援などについて質問をします。   まず1点目は、給付等の支援策についてであります。   その1点目、これまで丸亀市も独自支援策を行ってきました。まず、その説明をお願いしたいと思います。子育て支援と事業支援に分けて、その狙いと効果、影響をどう認識しているのか。今後の支援策に続けるためにも、これまでの総括が必要でありますから、この点をまず説明いただきたいというのが1点目。   2点目は、例の、いわゆる10万円特別定額給付金についてであります。   とにかく全員にこの10万円を届けなければならないということは当然であります。先般、5月末現在では丸亀市は8割ぐらい申請が届いているそうでありますが、何としても全員に届くようにお願いしたいと思いますが、特にその中で高齢者、独居老人等の高齢者への対応をどのようにしていくおつもりなのか。記入の仕方等で困っている方がたくさんいると聞いておりますが、それらについても回答をお願いしたいというのが2点目です。   3点目は、それらを踏まえて、今後の市の独自支援策についてであります。   基本的スタンスは、これまでの支援策の効果等を踏まえて、国の第2次補正予算も検証しながら、スピード感を持って対処しなければならないということだと思います。中でも、会社の休業、倒産などで失業した方への支援が求められております。その点で、緊急小口資金、それから総合支援資金の貸付状況はどうなんでしょうか。そして、住宅確保給付金の給付状況はどうなっているのでしょうか、お答えいただきたいと思います。そして、税とか保険料、保育料などの猶予、減免などの申請状況もどうなっているのか、お答えいただきたいと思います。   今後も、こうした貸付金の要望、税の猶予の要望などはふえてくると思われます。そして、ついには生活保護へ入っていく人もふえてくることが予想されます。できれば、そこへ行く前の段階で相談をして、生活再建を図って自立していく手だてを講ずる必要があります。そのためには、こうした失業者、生活困窮に陥っている方の実態把握をしていく必要があると思いますけれども、どうでしょうか、答弁をお願いします。   そして、支援策も、いわゆる貸付金、給付金の増額などの短期的、緊急的なものと、中期的なものと両方が必要でないかと思います。結果として、税の滞納を初め、家賃、保険料などの滞納へと広がっていく可能性が大きいわけであります。そうならないためにも、相談体制の充実と就労支援もあわせて求められているところであります。   また、結果によっては、滞納の事態に対して滞納整理部隊の増強ということも必要になってくるでしょう。先ほどの実態把握のことも考えると、今より人的確保が必要になると思いますけれども、どうでしょうか、答弁をお願いします。 ○副議長(川田匡文君) ただいまの一般質問に対し、理事者の答弁を求めます。   市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 18番加藤議員の新型コロナウイルス感染症対策に関する御質問のうち、新型コロナウイルス感染症対策における人的確保の必要性について、私からお答えいたします。   議員御指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症の地域経済への影響により、生活に困窮する方への支援が喫緊の課題となっております。生活面での具体的な影響として、休業や失職などにより収入が減少し、当面の生活費はもとより、税金、保険料、公共料金等の支払いが困難な方もふえているものと認識しております。   そこで、本市では、市民生活と地域経済への支援として、個人向けには暮らしの総合相談窓口を、事業者向けには、各種支援制度や相談窓口を設置するとともに納税の猶予制度などを実施しているところでございます。市民に一番身近な市役所の役割は、市民の暮らしや社会経済活動を守るため、迅速かつ的確にきめ細やかな支援を行うことです。そのためには、支援を行う関係部署において十分なマンパワーの確保も必要であると考えております。   現在、新型コロナウイルス感染症対策のために臨時的に業務が急増し、職員が不足している課には、会計年度任用職員や派遣職員、また他の課から応援職員を動員するなど各課で緊密に連携し、全庁を挙げて対応をしております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症対策は、今後も継続的な支援の必要が予想されますことから、関係する部署の将来的な業務量等を把握し、中・長期的な観点から業務執行に支障を来すと判断される場合には正規職員の配置も検討するなど、相談体制や支援体制の強化に努めてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 18番加藤議員の御質問のうち、健康福祉部に関する質問についてお答えいたします。   まず、これまで行ってきた市の独自支援策についてですが、議員御案内のとおり、本市では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策による学校の休校や登園自粛などにより経済的負担が見込まれる子育て世帯に対し、市独自に対象児童1人当たり4万円の給付金を支給しています。また、子育て世帯の中でも、特にひとり親世帯は経済的に困窮し、生活が厳しい家庭が多いという実態に鑑み、ひとり親家庭に対して対象児童1人当たり5万円の給付金を支給しています。   給付金の支給方法につきましては、子育て世帯に少しでも早く給付金をお届けできるよう、児童手当あるいは児童扶養手当の口座に直接振り込むこととし、本人の申請を必要とせずに迅速に支給できるようにしました。そのため、どちらの給付金につきましても5月中に支給することができ、学校の休校などに伴う経済的負担が増加し、支援を必要としている子育て家庭を応援するもので一定の効果があったものと認識しております。   次に、緊急小口資金、総合支援資金の貸付状況、住居確保給付金の給付状況及び今後の支援策等についての御質問にお答えいたします。   新型コロナウイルス感染症の影響により収入減少があった世帯の生活支援のための特例貸付制度が、社会福祉協議会などが窓口となり、令和2年3月25日から実施されております。まず、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生活維持のための貸し付けを必要とする世帯に対しての緊急小口資金の貸付状況については、令和2年3月25日から5月末日までの約2カ月間で214件の申請がありました。   次に、収入の減少や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯に対しての総合支援資金については30件の申請があります。この貸付制度は、今回の新型コロナウイルスの影響を受けた方については早急な支援が必要であることから、申請から貸し付けまで1週間以内の短期間で貸し付けが行われております。   次に、住居確保給付金については、これまで離職、廃業から2年以内の方が対象となっておりましたが、令和2年4月20日から給付要件が緩和され、休業等により収入が減少し、離職等と同程度の状況にある方にも対象が拡大いたしました。これに伴い、世帯に属する方の収入合計額等の一定の基準はありますが、5月末までの間に11世帯の申請があり、現在10世帯の方が受給しております。   次に、失業者や生活困窮状態に陥っている方の実態把握や支援策等についてですが、議員御承知のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、本市においては、4月17日から暮らしの総合相談窓口をひまわりセンター4階に開設しておりますので、そこでの相談内容を集約、分析しますと、特別定額給付金、生活支援についての相談が多数を占めております。   なお、現在のところ、実際の失業者数や生活困窮者数の把握はできておりませんが、緊急事態宣言が解除になったとはいえ、経済情勢、景気の回復にはまだまだ時間がかかる状況が続くものと思われますことから、しばらくの間は生活困窮者の相談等の件数が増加するものと予想されます。今後、効果的な支援を行っていく上でも、実態把握を行い、状況分析の必要性があるものと認識しております。   また、議員御案内のとおり、支援策となる貸付金や給付金の増額などの短期的、緊急的な支援制度の検討や、感染症の第2波、第3波に備え、実態把握を踏まえた中期的な支援策についての検討も必要であると思われますことから、国や県に対し、さらなる支援策を要望してまいりたいと考えております。   以上、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 御質問のうち、市独自の事業者支援策の狙いと効果、影響をどう認識しているのかとの御質問にお答えいたします。   本市独自の給付による事業者支援策のうち、新型コロナウイルス関連融資事業者応援給付金からお答えいたします。   感染拡大防止のため、外出や企業活動の自粛等により経営状態が悪化し、運転資金等にお困りの多くの事業者の方が、制度の創設と借り入れが早くから行われた融資により、まずは資金繰りを行い、事業の継続を目指されております。多くの事業者の皆様が影響を受けられているものと思われますが、今回融資に踏み切られる事業者の方は、当面の資金繰りに窮されていることが明確であり、今後、経営を安定化し償還していく必要がございます。   給付金は、融資額の10%、上限30万円ではございますが、将来に対する不安や負担感を少しでも軽減していただき、事業継続の一助につながりますよう支援させていただきたいと考えております。本議会にも追加措置をお願いしておりますが、かなりの件数が見込まれており、セーフティネット保証5号であれば、売り上げが5%の減少でも給付対象となりますことから、端的に幅広い支援につながっているものと考えております。   次に、丸亀市感染拡大防止協力金につきましては、ゴールデンウイーク等の期間において、香川県知事からの休業や営業時間の短縮要請に御協力いただいた事業者の方に対し、県の協力金の半額を上乗せして支援させていただくものでございます。   こちらの給付金につきましても、10万円または5万円ではございますが、休業等により多大に売り上げ等の損失をこうむられたことが明らかでございますので、営業再開等の事業継続につながりますよう支援させていただきたいと考えております。   両給付金とも、多大に影響を受けられた事業者の皆様に対し、国や県の現状の制度のより手厚い御支援につながっているものと考えております。   以上、答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 御質問のうち、特別定額給付金についての御質問にお答えいたします。   特別定額給付金につきましては、今回の新型コロナウイルスの影響に鑑み、国が家計の支援を目的として全世帯を対象に支給するものであり、本市におきましても、住民基本台帳に登録されている市民を基本として、福祉施設等の入所者やDVの避難者などさまざまな事情を抱える方たちに対しましても、一つ一つ国の制度に基づいて対応しているところでございます。   そこで、議員御質問の独居老人などの高齢者への対応についてでございますが、まず、今回の給付金事業の実施に当たりましては、高齢者など申請書の作成が不安な方にも安心して給付金の申請を行っていただけるよう、丸亀市保健福祉センターの4階に専用の窓口とコールセンターを設置し、申請書の記入の仕方や必要な書類の説明など丁寧な対応に努めているところでございます。   そのお問い合わせの中でも、老人福祉施設等に入所している方を初め、御高齢により記入が難しい、あるいは必要な添付書類のコピーができないといった方に対しましては、窓口での記入やコピーの支援のほか、施設の職員や親類の方などによる代理申請が可能である旨を御案内いたしております。   また、いわゆる独居老人など周りに頼る方がいない方にも支援が行き届きますよう、福祉課や社会福祉協議会とも協議し、市の民生委員に対しまして、特別定額給付金に関する情報提供や申請書の記入の支援など、可能な範囲での必要な支援について御協力をお願いしているところでございます。   いずれにいたしましても、給付金の申請に当たり、何らかの困難を抱える方に対しましては、引き続ききめ細やかな対応に努め、市民の方お一人お一人に確実に給付金を届けられますよう取り組んでまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 総務部長 栗山佳子君。             〔総務部長(栗山佳子君)登壇〕 ◎総務部長(栗山佳子君) 御質問のうち、税、保険料の猶予、減免についてお答えいたします。   まず、猶予につきましては、新型コロナウイルスの影響により収入が大幅に減少した場合に、無担保かつ延滞金なしで1年間税金を納税猶予できる特例が設けられており、その申請状況は、5月末時点で、固定資産税などについて個人と法人合わせて11件、本税額合計で543万2,600円となっております。   また、減免につきましては、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料について、国の基準に基づいた減免を実施する予定ですが、減免申請の受け付けを、国保税等の当初課税に合わせた7月からの予定としておりますので、現時点では申請はございません。   以上、答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) 御質問のうち、保育料の減免申請状況についてお答えいたします。   議員御承知のとおり、保育所などでは、感染の予防に最大限留意した上で開園を続けてまいりました。一方で、保育所等における新型コロナウイルス感染防止の一環として、5月末まで仕事を休むなど家庭で保育が可能な保護者に対して、園児の登園を控えていただくようお願いしてきたところであります。登園を控えていただいた日数分の保育料につきましては、日割り計算で求めた金額を返還する措置をとらせていただいていることは議員御承知のとおりでございます。   そこで、議員御質問の保育料などの減免などの申請状況についてでございますが、保育料の支払い義務が発生するゼロ、1、2歳児の3月分の保育料にかかわる減免申請を受理した件数は、令和2年5月29日現在で440件、返還金額の総額は388万9,902円となっております。   なお、3月から5月の間の保険料の減免申請も、6月末までをめどに受理することとしております。   以上、答弁といたします。 ◆18番(加藤正員君) 議長、18番。 ○副議長(川田匡文君) 18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) これまでの施策について、もう丸亀が割と県内でも先導的にやってるというのは承知しております。ぜひそれを生かして今後も対応していただきたいなと思います。   特別定額給付金ですが、結局、10万円の支給、これかなり市民の方は期待されてますけれども、今現在、大体どのぐらいで、結局、ほぼほぼ完納できるような見通しはいつごろなんでしょうか。大体いつごろまでに自分ところへ来るなということを特に市民は知りたがってますので、再答弁をお願いします。   それから、この前の話では、8割ぐらいが申請側の返事が来ている。今はもっと少ないかもしれません。これは8月まで締め切りがありますけれども、どうしても返事が来ないという方も含めて、そういう方については、残りのパーセントによりますが、もう一回発行ということも考えるべきだと思いますけれども、その点いかがでしょうか。   それから、市長からの答弁で、今後の失業者がふえる中で、しかし、行政においては、非常に相談業務も含めていろいろな人的確保が必要だと。その中で、必要に応じては正規職員の確保ということもありますけど、もちろん、それもお願いしたいし、場合によっては、ほかの県でも市でもやってますが、必要な部署に対しての適材の人材に対して、会計年度任用職員も含めて、今後その確保策を考えていくべきでないかと思いますけれども、いかがでしょうか。その点、再答弁をお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 再質問にお答えいたします。   人材の確保というのは、本当に今回のような事態を考えたときに大変必要なことでありまして、正規職員をいきなりふやすということは難しい面もございますけれども、市のOBの方の御協力を仰ぐ、会計年度任用職員等を広く人材を専門職も含めて活用する、そういったことをあわせて考えてまいりたいと思っております。   また、あわせて失業等の問題が深刻化するというふうなことも想定をされますが、それについても積極的に市で雇用できるもの、あるいは事業団、社会福祉協議会等とも協力しながら、業務の中で可能なものについては採用するようなことで、あわせて考えてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 再質問にお答えいたします。   御質問の1点目は、特別定額給付金の現時点での進捗を踏まえて、いつごろまでには皆さんのお手元にというような御質問だったかと思います。   現時点での進捗状況でございますけれども、申請書の提出、これはオンラインも含めてですが、全体の約93%程度、現在提出をいただいております。それから、本日の振り込み分も含めて、現時点での振り込みの数でございますが、全体で3万件弱、全体の約58%の振り込みをすることとなっております。金額にして63億5,000万円程度、全体の、これも56%ですので、6割弱の方にきょう時点で振り込みができるんではないかと考えておりますので、その点のことを踏まえますと、6月中には、おおむね一定程度のめどが立つのではないかと私どもは考えているところでございます。   それから、2点目の未申請の方への今後のフォローアップのお話だったろうと思いますが、この方については、ある程度申請が落ちついて、時期を見計らってということになりましょうが、未申請の方へのお知らせをお送りするなどして、必要な方へ漏れがないように、支給ができるように努めてまいりたいと考えております。   以上、答弁といたします。 ◆18番(加藤正員君) 議長、18番。 ○副議長(川田匡文君) 18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) よろしくお願いします。   実態調査も検討していく必要性を感じるということでしょうから、実態調査をしたら、結局、今までみたいな言い方は変ですが、投網を打つような給付ではなくて、ピンポイントで必要な人にいくということができますし、それから、潜在的に申請が来た人じゃなくて、来ない人でも潜在的なほうへの手の届く支援策につながる可能性がありますから、ぜひよろしくお願いしたらと思います。   それでは、大きい2点目ですが、新型コロナウイルス対策における相談体制についてであります。   その1点目、現在の状況はどうなのかということです。   暮らしの総合相談窓口、それから特別定額給付金のコールセンターとに分けて、件数とか特徴的な内容などを回答をお願いしたいと思います。   それから、2点目は、相談の中で、今回の新型コロナウイルスが原因で雇いどめとか解雇等、不当な扱いを受けた方々の相談もあると聞いております。法律的には、労働基準監督署とか労働局につなぐことも考えられますが、実は、その前の段階で、自分がその会社にもう一度勤めたいと。だったら、どうしたらいいのかということを困っている方が大変いらっしゃいますから、そこはまさに労働問題なんですね。そういう意味で、その対応をどう考えていくのか。県内の労働団体との連携も考えたらいいのではないかと思いますけれども、答弁をお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 新型コロナウイルス対策における相談体制についての御質問にお答えいたします。   なお、答弁内容は関係部局と調整済みでございます。   まず、暮らしの総合相談窓口の現在の状況についてですが、議員御承知のとおり、本市におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、本年4月17日から暮らしの総合相談窓口をひまわりセンター4階に開設し、市職員と丸亀市社会福祉協議会の職員、計4名体制で、平日の午前9時から午後4時までの間に、市民の方々の相談に対して現在も対応しているところでございます。   なお、先日の7番大西議員の一般質問におきましても答弁いたしましたが、相談件数といたしましては、令和2年5月末日までの約1カ月半と短い期間ではありますが、685件の相談が寄せられております。その相談内容のうち約68%は、一律10万円給付の特別定額給付金の手続や給付日等の問い合わせであります。他の相談内容については、新型コロナウイルスの影響による休業や失業に伴う生活資金等の相談や事業者の方からの融資制度の相談、また税金の減免等の相談であります。   なお、生活資金等の相談においては、一時的な資金が必要な方については、社会福祉協議会が貸し付けの手続を行っている緊急小口資金の御案内や、生活の立て直しが必要な方には、総合支援資金の貸付制度や住居確保給付金等の相談窓口につなげているところです。   このように、市民の方からの相談はさまざまであり、また複合的な問題を抱えておりますので、市民の方がいち早く支援策を受けられるように関係機関等につなぎ、少しでも早期に問題解決できるための支援を今後も継続していきたいと考えております。   次に、特別定額給付金についてでございますが、特別定額給付金につきましては、5月18日から丸亀市保健福祉センターの4階に専用の相談窓口とコールセンターを設けて対応に当たっております。   その相談件数といたしましては、5月末日までの相談窓口への来訪者数が1,183人、コールセンターの着信件数が2,065件となっています。また、相談内容につきましては、相談等の開設当初は、申請書の発送状況に関するお問い合わせが多かったのですが、申請書が届いてからは、その書き方や添付書類などについて、そして申請書が提出されている現在においては、給付日等に関することなどが主なお問い合わせ内容となっております。   以上、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 産業文化部長 山地幸夫君。             〔産業文化部長(山地幸夫君)登壇〕 ◎産業文化部長(山地幸夫君) 御質問のうち、新型コロナウイルスに関する労働問題の相談体制についての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、新型コロナウイルス感染症により企業活動に大きく影響を受けられた経営者の皆様は、融資による借り入れや持続化給付金、また雇用調整助成金等により、できる限りの雇用維持に努めておられるものと存じます。一方で、新しい生活様式の実践や、国からも、今後さらに3週間ごとの状況を見ながら段階的な緩和策が示されるなど、本格的な経済活動の回復には時間を要する可能性もあり、今後も雇用情勢が深刻化することが懸念されております。   現在、本市では暮らしの総合相談窓口を開設し、市民のあらゆる相談に対応しており、産業観光課におきましても事業者向けの相談窓口を設置し、相談内容によって関係機関等へもおつなぎしております。   御質問の雇いどめ、解雇等不当な扱いを受けられた労働相談があった場合は、解決に向け、法律の専門的な知識や事業所への指導が行える権限も必要となってまいりますので、県の労働相談窓口や香川労働局の総合労働相談コーナー、丸亀労働基準監督署などを御紹介しておつなぎすることとしております。   議員御案内の県内労働団体等との連携も一つの手法であり、実情等も把握できるものと思われますが、労働団体等が関連される暮らしの相談センターが市内に開設されているようにお聞きしており、御相談を希望される方は活用が可能と思われます。   いずれにいたしましても、まずは専門の公的機関におつなぎし、適正な早期の解決が図られますよう対応してまいりたいと考えておりますので、今後とも御意見を賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆18番(加藤正員君) 議長、18番。 ○副議長(川田匡文君) 18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) いろいろ点検をしてやっていただきたいと思います。   次、3点目でありますが、学校、保育所、幼稚園、こども園についてお聞きします。   その1点目は、5月までの休校、登園自粛などの状態について、どのように評価しているのか。私は、丸亀の小学校において、どうしても学校へ行かせなければならないという家庭に対して、受け入れをしましたよね、それについては大変評価しております。助かったという声を大変聞いておりますが、それらも含めた評価をまずお伺いしたいのと、逆に浮かび上がった問題点などは、どういうふうに認識しているのか、答弁いただきたいというのが1点目。   それから、2点目は、学校における授業のおくれに対してどう対処しているのか。オンライン授業への対策、準備はどう考えているのか、お答えをお願いしたい。   それから、3点目は給食ですね。   テレビ等でほかの県の状況を見ますと、どうも簡易給食みたいなところがあるようにお伺いしますが、丸亀においてはどうなのか。これまでと変わるのかということをお聞きしたいと思います。   4点目、子供のメンタルケアであります。   特に長い休みが終わって、それも今までと違う、今までの夏休み、冬休みとは違う、親とずっと一緒におって、運動会もなかった、そして遠足もわからない、部活もなかったという中で、子供の過ごし方というのは今までと違うと思うんですよね。それを受けて、今回登校してきた子供たちに対して何よりも大事なのは、その子供に寄り添って、子供の変化にしっかりと目を配って、それに対して先生方を初め、スクールソーシャルワーカーや、それから特別な支援が必要な支援員の方々の丁寧な対応が必要だと思っております。その点の対応をどう考えているのか。また、そのための人的確保がより一層必要であると考えますけれども、どうなのか。また、課題によっては、地域で活動している支援団体へつないでいくことも考えたらいいのではないかと思いますが、回答をよろしくお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 教育長 金丸眞明君。             〔教育長(金丸眞明君)登壇〕 ◎教育長(金丸眞明君) 18番加藤議員の学校における授業のおくれに対してどう対処していくのか、オンライン授業への対策、準備はどう考えているのかについてお答えいたします。   今回の新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、臨時休業期間は31日間となりました。6月1日に学校を再開しましたが、この期間の授業時間数の回復に向けて、小学校6年生と中学校3年生については、登校を1週間早めて5月25日から半日4時間の授業を実施するとともに、市内全小・中学校での夏季休業期間を短縮することで15日分の授業時間数を確保する予定です。また、教員研修や学校行事も中止、縮小を検討して授業時間数の確保をするとともに、教育課程についても、年間35週で計画されている学校教育法施行規則を例年5週間程度上回る計画でカリキュラムを編成していることから、現時点で授業時間数の回復は可能であると考えております。   しかしながら、授業のおくれの回復を意識する余り、早過ぎる進路でたくさんの内容を詰め込み過ぎると、子供たちの大きな負担になりかねません。今回の措置は、授業時間数を確保することだけが目的ではありませんので、子供たちが意欲的に学習できるよう授業の進め方や学び方を工夫して取り組んでまいります。   次に、オンライン授業への対策、準備についてですが、現在、本市では、国が進めるGIGAスクール構想の実現に向けて、小・中学校の校内ネットワーク環境の更新整備を進めております。児童・生徒への1人1台端末を導入するためには、それに対応した校内ネットワーク環境の構築が必要で、その環境は、オンライン授業を含め、学校での授業においてもICTの活用を充実させるものになります。   しかし、今回のように、臨時休業中にオンライン授業を通して子供たちの学びを考える場合、家庭におけるネットワーク環境は必要不可欠ですので、各家庭の実態を把握するため、5月14日から18日の期間でオンラインによるアンケート調査を実施いたしました。その結果、オンライン授業で想定される動画の視聴や双方向でのやりとりができるICT環境が各家庭で異なっており、現時点では、子供たちがそろってオンライン授業を受けることが難しい状態です。   このような状況を改善していくために、ハード面の整備とともに、オンライン授業に必要な教材のつくり方や操作研修などソフト面での準備も進めながら実現に向けて取り組んでまいります。   続いて、子供のメンタルケアについての御質問にお答えいたします。   新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休業が長期に及び、学校で学ぶ、友達と触れ合うといった、今まで当たり前のことが突然できなくなった子供たちの心身の負担は大変大きいものと重く受けとめております。   そこで、本市におきましても、文部科学省新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についての通知内容を参考に、臨時休業期間中に、各校が実態に応じて電話連絡や家庭訪問を行い、児童・生徒及びその保護者との連絡を密にしてまいりました。今回初めて取り組んだ各小学校での子供たちの居場所づくりにおいても、教員が利用している児童の心身の状況をきめ細かく捉え、積極的にコミュニケーションを図りました。   また、少年育成センターから、相談窓口の周知カードを学校より各家庭に配付したり、周知メールを保護者宛てに送信したりするなど、学校以外の相談の場についても周知を行ってまいりました。   学校再開後も、各校においてアンケートや教育相談をこれまで以上に丁寧に行うことで、一人一人の児童・生徒の心身の状態の把握、早期のケアや虐待などの早期発見、早期対応に努めているところです。   また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとも連携を図り、必要に応じて関係機関や各支援団体とのケース会を開催するなど丁寧な対応を進めてまいりました。特別な支援を必要とする子供へは、特に特別支援教育支援員のきめ細かなかかわりが大切であり、そのための人材確保に努めているところですが、十分な確保には至っておらず、今後とも努力してまいります。   学校や関係機関のみならず、さまざまな地域の教育資源等を活用しながら、丸亀市の子供の心身の健やかな成長を第一に考え、支援を充実してまいりたいと考えますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 教育部長 石井克範君。             〔教育部長石井克範君)登壇〕 ◎教育部長石井克範君) 続きまして、休校、登園自粛などの状態についてどう評価しているのかとの御質問にお答えいたします。   保育所、こども園の登園自粛要請や幼稚園の臨時休園については、香川県が緊急事態宣言の指定地域から外れたことなどにより5月31日をもって解除することといたしましたが、この間、保護者の方の御理解、御協力をいただき、保育所、こども園の登園自粛率はおおむね40から60%となるなど、いわゆる3密となる状態が一定程度緩和されていたのではないかと考えております。   次に、浮かび上がった問題点につきましては、これまで保護者の方へは、自粛要請を書面でお願いしてきましたが、保育が必要な職業の事例や家庭保育の可否の判断基準などを明確にすることが困難であったため、職場や保護者において、市からの要請の受けとめ方に多少なりとも温度差が生まれ、園によって自粛率に差が生じたところです。   また、体調不良時に休園いただく際の目安となる体温37.5度についても、子供によって平熱が異なっている状況において、保護者から、新型コロナウイルスの感染かどうかが確定しない段階で14日間も仕事を休むことはできないとの御指摘をいただくなど、一律の判断基準で一くくりに対応する難しさを実感いたしました。   なお、この37.5度につきましては、その後、国が目安としての取り扱いをやめたことから、現在では、毎日検温している平均体温より明らかに高いと思われる体温に上昇したときという表現に改めたところです。   今後、保護者の方に通知する機会がある場合は、極力、保護者の方や保育所等の現場においてわかりやすい判断とし、市の趣旨が御理解いただけるよう努めてまいりたいと考えております。   次に、学童保育に関する小学校での対応についてでございますが、学童保育は、学校が休校となっても、社会機能を維持する事業に従事している家庭等のために、保育所同様に、できるだけ開設するよう求められている施設であります。   まず、3月3日から24日までの休校期間中は、突発的な事態ではありましたが、受託事業者の協力もあり、長期休業期間と同様に青い鳥教室を開設し、保育を必要とする児童の預かりを行いました。一方、4月13日からの再度の休校期間中は、支援員確保や業務負担の大幅な増加などの課題もあり、青い鳥教室の長時間の開設が困難となったことから、議員御案内のとおり、小学校の教職員に、通常の学童保育開室時間まで子供たちの見守り活動に従事していただき、家庭での保育が難しい子供たちの居場所を確保することができました。   また、感染拡大防止の観点から、保護者に対しては、可能な限り家庭での保育を求めるなど利用自粛をお願いするとともに、全国に緊急事態宣言が拡大されたことを受け、4月27日からの休校延長時には、利用対象児童を原則1年から3年生とすることで、より一層の協力をお願いしたところです。自粛要請に応じていただいたことにより利用自粛率は65%程度になるなど、青い鳥教室でも、いわゆる3密なる状態が一定程度緩和されたものと考えております。   なお、青い鳥教室につきましても、利用自粛要請に応じて利用を控えていただいた期間の保育料は、日割り計算により還付する予定としております。   次に、浮かび上がった問題点としましては、保育所、こども園と同様、青い鳥教室においても、利用自粛要請に対する保護者の受けとめ方に温度差が見られたことに加え、長期にわたって長時間の保育が必要となる非常時にあっては、支援員のさらなる確保とともに、利用対象者の限定や学校との連携など柔軟な運営方法が必要となることから、引き続き支援員の募集、研修や学校を初めとする多方面との協力体制の構築に努めてまいりたいと考えております。   次に、給食がこれまでと変わるのかについてお答えいたします。   学校給食は、児童・生徒の健やかな育ちを支える重要な役割を果たす一方、感染のリスクが高い教育活動の一つでもありますことから、学校給食再開後の感染症対策がこれまで以上に重要と認識しております。   そこで、丸亀市では、6月からの学校給食の提供につきまして、国から示されております新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドラインを参考に、トウモロコシなど直接手を使って食べる献立や冷やし中華など配膳回数が多くなる献立を変更するなどの感染症防止対策を講じた上で通常の学校給食を提供しております。   今後も、調理作業や配食等を行う際に、学校給食衛生管理基準に基づいた衛生管理を徹底し、安全・安心な学校給食の提供に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆18番(加藤正員君) 議長、18番。 ○副議長(川田匡文君) 18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) 授業のおくれに関して、他の議員もありましたから余りは言いませんが、一つ保護者が心配してるのは、今までのおくれに対して1年間で何とか回復できるだろう、それはもうわかります。もしですね、第2波、第3波が来た場合、当然、それに対する対処方法を考えてるでしょうけれども、その点、今の時点でどうなのか、お答えいただきたいというのが1点。   もう一点は、とにかく人的確保が必要だということは明らかになってまして、教育現場は特にですね。文科省も、さすがに今回、第2次補正で予算を幾らかつけてますね。しかし、結局、その確保をする現場においてはできないと、探してもいないんだという状況を文科省はどれだけ知ってるのかわかりませんが、それでも予算を──私に言わせれば、もっと予算を倍ぐらいにして、賃金を倍ぐらいにしたら、もっと来るかもしれませんが、そういうことをしないで、現場に人を確保せよ、せよと言っても、今まで産休代替を含めて、特別支援の支援員も含めて来ないんですよね、来てくれないんですよね。そういう中で確保できるんですか。私は、もっと文科省に逆に言ったほうがいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○副議長(川田匡文君) 教育長 金丸眞明君。             〔教育長(金丸眞明君)登壇〕 ◎教育長(金丸眞明君) 再質問にお答えします。   まず、2波、3波が来た場合の対応についてですけれども、6月5日、先週の金曜日付で文科省が学びの保障のための総合対策ということを通知してきています。それには、さまざまな取り組みを行ったとしても、なお本年度中に学習を終えることが困難な場合、その特例措置としてということで2点挙げております。   1点は、教育課程の再編成です。小学5年、中学2年生は2年間で、それ以外の学年は3年間のスパンで教育課程を編成し直すことも可能である。もう一点は、学習活動の重点化です。学校でしかできない学習、授業で学ぶ部分、それと家庭学習など授業以外で学ぶ部分、その2つに仕分けをすることによって約2割を削減できる、20日分程度の授業日数の削減ができるということです。   ただ、その場合、家庭学習ということですので、子供や家庭に過重な負担をかけないようにということは十分に配慮して行うべきことであると捉えております。特に小学6年生、中3でその取り組みが必要になってくるかと思っています。現時点では、年度内の実施を目指して、授業のあり方や進路について、子供たちの学びを保障するという観点から、今できる最善の手を打っていきたいと考えております。   2点目ですが、国の学びの保障のための人的配備という財政措置についてですけれども、教員配置あるいは学習指導員あるいはスクール・サポート・スタッフ等の人の配置の支援について措置がとられておりますけれども、今、県では、それに対してどのように配置をしていくかということで現在検討中ということを聞いております。ただ、議員おっしゃるとおり、今、人の配置ということは非常に難しい状態にあります。本市においても、市費講師あるいは特別支援員の配置ということが、それも直接子供の指導に当たる人を探さなければならないため、非常に難しい状況があるということは議員御指摘のとおりです。   以上、再答弁といたします。 ◆18番(加藤正員君) 議長、18番。 ○副議長(川田匡文君) 18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) よろしくお願いしたらと思います。   それでは、4点、5点を一緒に聞きますね。   4点目は、いわゆるアベノマスクであります。   今回の新型コロナウイルスに対して政府が支給してるマスク、通称アベノマスクでありますが、とにかく最初は466億円使うんだと、最近は230億円に下がりましたが、これ不透明で、よくわかりません。配布がとにかく遅いですよね、まだ半分も来てませんよね。それから、本当に必要な時期を逸してますね。だから、今は、みんなが届いたところにおいては、もう要らないと。こういうような施策をやること自体の問題はきょうは言いませんが、象徴的な今の政府の対応だと思いますけれども、そういうアベノマスクを使わないという方が、家に置いてくる、捨てるではもったいありませんから、とにかく任意で自発的に、例えばコミュニティセンターに受け皿のボックスを置いといて、そこに入れていただいて、そこから地域の方の、例えば学校、まさに学校で、5、6年生はかぶりますと、ちょうど給食当番用にいいんですね、まさにそれとしての活用も含めて考えていただいたらいい。場合によったら病院に届ける等々を、コミュニティに任せるような措置、そういう形がいいんでないかと思いますけれども、答弁をお願いします。   それから、5点目は、寄附についてであります。   特別定額給付金を何とか有効に使っていただきたいという方もいらっしゃいますし、この際、今回の新型コロナウイルス全体に対して寄附をしたい、医療従事者などの支援に回していただきたいという方は多く声を寄せられてます。市として、こういう声の受け皿となるものを用意しているのか、改めて答弁をお願いしたいと思います。 ○副議長(川田匡文君) 市民生活部長 小山隆史君。             〔市民生活部長(小山隆史君)登壇〕 ◎市民生活部長(小山隆史君) マスクの有効活用をコミュニティに任せてはどうかとの御質問にお答えします。   新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、国が全世帯に配布する布マスクの配達が市内でも始まっております。しかしながら、手づくりマスクの普及や市場におけるマスクの流通量が徐々に回復してきていることから、今はさほど必要ないという声があるのも事実のようであります。   そこで、布マスクを各コミュニティにおいて活用してはどうかとの御提案ですが、既に全国的にもそのような動きが見られるようであり、また、市内の一部コミュニティにおいても回収ボックスを設置し、不要なマスクの有効活用に取り組まれている地域もあると聞いております。   各コミュニティにおいては、これからイベントや行事などが再開される中で、また、今後台風などの災害が多く発生する時期を迎えるに当たり、回収されたマスクは、人が集まる機会においても、感染防止の点から有効に活用できることが考えられます。また、地域の医療機関や福祉施設、学校などマスクを必要とする施設で使っていただくなど、さまざまな活用方法が考えられます。新型コロナウイルスは長期にわたることが予想されており、マスクは、引き続き感染防止のための必需品であると思われます。   議員御案内の取り組みは、必要なところに必要数を満たすための一助となり、地域活動の観点からも、一つの有効な事例としてコミュニティに紹介したいと考えております。   以上、答弁といたします。 ○副議長(川田匡文君) 総務部長 栗山佳子君。             〔総務部長(栗山佳子君)登壇〕 ◎総務部長(栗山佳子君) 新型コロナウイルス感染症対策に関連した寄附についての御質問にお答えいたします。   寄附の御要望の声に対し、受け皿の用意はできているのかとの御質問でございますが、個人の方につきましては、現在、ふるさと丸亀応援寄附金の中に新型コロナウイルス感染症対策のためのメニューを設けており、広聴広報課の窓口や郵送でお手続をいただける方法のほか、インターネットからの申し込みも可能となっております。また、財政課の窓口でも、その他の寄附金と同様に、団体や法人の方を含め、随時寄附金の受け付けが可能となっており、寄附のお申し出の際に、その使途など活用内容の御希望を伺いながら、御意向に沿った形での受け入れをさせていただいております。   皆様からの温かいお申し出は大変ありがたく、ぜひとも有効に活用させていただきたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆18番(加藤正員君) 議長、18番。 ○副議長(川田匡文君) 18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) アベノマスクについては、コミュニティの、いわば采配でやっていくという、市が直接それをどうこうするんじゃなくて、そういうふうな紹介を今後していくということですね。私の知ってるコミュニティでも既にボックスが置かれてまして、かなり集まってます。もちろん、支給されてないところが多いんですが、支給された方においては、ああ、こういうのがあるんであればということで、有効に活用してほしいという善意を受け取れるボックスとしても活用していけたらなと思いますんで、よろしくお願いします。   以上5点について質問をしてきました。今回、とにかく支援策をどうするのかとか、PCR検査をどうするのかとか、コロナウイルスについては、本当に近々のすぐさまの課題というのはもちろん必要でありますし、それをするために私どももいろいろ活動し、声を聞いてるわけです。   もう一つ思うのは、ことしは、とにかく新型コロナウイルスの感染という、まさに歴史的な年だと言えますよね。被害が甚大であって、その対策が急務であります。と同時に、もう一つ、私たちが歩んできた道に対する警鐘を鳴らされているとも言えるんではないでしょうか。ある人類学者が言っておりました。人類は、これまで集まることと移動することで進化してきた。人が移動し、集まり、接触することで共感し、信頼もつくってきたと。しかし今、新型コロナウイルスの感染によって、私たちは、集まることも、移動することも制限をさせられています。ただ、新型コロナウイルスという未知の脅威は、グローバル化の中、これからさらに拡大していく可能性があります。私たちの生き方、あり方、考え方そのものが、いわば全否定されているかのようにも受け取れるわけです。私たちは、これまでのやってきたことをもう一度検証して、これから私たちにとって何が大切なのかをしっかりと考えていくときだというふうに、この人類学者は言っております。   グローバル化の中で、新型コロナウイルスは国を越えて広がっていきます。一国だけの対応だけでは無理です。新しい生活様式ということも出されましたが、これまで人が集まって共感を得て、そして信頼をつくってきたという経験を踏まえて今後のあり方を検証していかなければならないんではないでしょうか。   今後のあり方とは、大きくは危機管理のあり方、安心を得るための社会保障制度のあり方、税と社会保障制度のあり方、国のあり方、そして新自由主義そのもののあり方などなど検討課題はいっぱいであります。今を生きる私たちがしっかりとそれを考えていく任務があるんだと、そのことを肝に銘じておきたいなと思います。   以上で私からの一般質問を終わります。 ○副議長(川田匡文君) 以上で18番議員の発言は終わりました。   ここで10分間程度休憩いたします。               〔午後2時00分 休憩〕             ───────────────               〔午後2時10分 再開〕 ○副議長(川田匡文君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   一般質問を続行いたします。   21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) それでは一般質問をさせていただきます。   まず、学生への支援策についてということで、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって学生が経済的に困窮し、学業の継続や生活の維持に支障を来しています。政府の支援も、学生全員を対象とするものでなく、十分ではないという声もあります。市民からは、そういった学生を本市として励ましてほしい、また、学生が帰ってきてオンライン授業を受けているが、住んでいないアパートの家賃を毎月払い続け、家計の負担になっている等の意見をいただいております。   先進市町では既に学生支援に取り組んでおり、地元出身の学生に対して、県外では、兵庫県朝来市の月額2万円の家賃補助など多数の自治体が、また県内では、三豊市がふるさとの味無料送付、観音寺市は、市内帰省中に使える1万円分の商品券配付、綾川町は6万円の町独自の支援金交付と学生支援に努めています。   また、党としても先月8日、市長にこれに関する要望書を提出させていただいたところです。   現在、全国的に緊急事態宣言が解除されたとはいえ、感染拡大の第2、第3波の可能性がある中、学生の経済的困窮や進路、学業についての不安はいまだ解消されていないのが実態ではないかと推測いたします。8番議員の同様質問も先日ございました。政策的判断ということでございますけれども、私からも、再度、本市出身の学生への支援策は考えられないでしょうか、お答えください。 ○副議長(川田匡文君) ただいまの一般質問に対し、理事者の答弁を求めます。   市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 21番福部議員の親元を離れて学ぶ学生への支援策に関する御質問に私からお答えいたします。   ただいま近隣市町の支援策とあわせて全国の取り組み事例などの御紹介をいただき、また先般、公明党より御質問と同様の趣旨の要望書をいただいたところでございます。   新型コロナウイルスの感染拡大によって窮地に立たされる学生を支援する取り組みといたしましては、現在、国において、学びの継続のための学生支援緊急給付金や緊急特別無利子貸与型奨学金などの支援策を打ち出しております。また、各大学においても、学費の軽減策や食料支援など、そこに学ぶ学生を独自に支援すべく、さまざまな取り組みが報道されているところです。   一方、本市におきましては、先日の8番香川議員の御質問にお答えをしたとおり、保育や義務教育といった、本来、行政の責任として提供すべき子育て環境が、今回の新型コロナウイルスによって著しい制約を余儀なくされ、保護者の皆様の仕事や生活に大きな影響を及ぼしたことに鑑みて、児童手当や児童扶養手当の受給対象者に対し子育て応援給付金を創設し、緊急支援に乗り出しました。これらは、議員各位の御提言や御理解を賜り、極めて迅速な、かつ全国的にも傑出して手厚い子育て支援であると存じます。多くの財源を必要としましたが、未成年の子を養育する多くの保護者の皆様への大きな支援を届けることとなりました。   このように、世界的な新型コロナウイルス禍にあって、各自治体が独自性を持った着眼点で特色のある取り組みをしており、おのずとその対象者や手厚さには差異が生じるものと存じます。   議員御案内の県外学生にふるさとのお菓子などを送付したり、帰省自粛中の学生に、帰省してから地元で使える商品券を配付したりするといった取り組みも、その自治体の特色を打ち出したものとは存じますが、私といたしましては、本市の政策判断により影響を与えた市民生活そのものにしっかりと着目をし、支援策を見きわめてまいりたいと存じます。   現在は緊急事態宣言も解除され、今月1日からは教育現場もほぼ通常モードに戻り、親元を離れて学ぶ学生の生活にも日常を取り戻すことが心から望まれます。しかしながら、いまだ気を緩める状況にはほど遠く、いつ、再び大規模な緊急事態に見舞われるかもしれません。したがいまして、議員御提言の県外学生支援につきましても、国や県の支援策の動向など総合的に勘案した上で、適宜政策決定をしてまいりたいと存じます。御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) 国や県の支援策の動向などを総合的に勘案した上でと、適宜政策決定ということでございました。一番家計に負担がかかっているのは学生と言われております。これは私自身の経験からも、やはり小・中・高よりも、大学生というのは非常に大変である。学生たちの経済支援、また故郷に愛着を持ってもらうという、この大事な視点も必要でございます。   地元産品なら、地元業者も支援できるということになります。例えば、おいでまいや骨つき鳥、うちわ、おいり等、こういったのも非常にいいのではないかと。ですから、岩手県釜石では、市内事業者の商品の詰め合わせ、6月1日から7月31日までと、随分まだ期間がありますし、茨城県鉾田市では、市の特産物、8月17日まで申請と、こういうふうに、まだまだ長いスパンを持ってやっているところというのがございます。県内では、綾川町が子育て世帯とプラス大学生、高校生と、こういうように両方やっているところもあります。まだまだ遅くないと思います。打てば響く施策を、気持ち、思いを届けることが大事ではないかと思うんですよね。   これを要望した市民の方は、真っ先にこのことを言われたのは、その思いを届けてほしいということだったと思います。そして卒業後、少しでも丸亀市に帰ってきてくれたらというふうにも思うんですよね。そういう意味では、政策判断、また国や県の支援策の動向ということでございますけれども、国、県の支援策というよりも本市独自の判断でやるということが大事ではないかと思うんですけど、もう一度、国や県の支援策の動向というのは、どういった動向があれば本市の考え方に影響があるのか、その辺だけをお聞かせください。   以上です。 ○副議長(川田匡文君) 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 福部議員の再質問にお答えいたします。   国、県におきましても、今回の国の第2次補正予算といったように、当初、想定されなかった支援策等も次々出されてきております。そういった動き、あるいは県も、県内の市町のそれぞれの動きを見ながら、当然、何らかの対策を考えられているものと思います。そういったものと重複しないような形、あるいは先ほどおっしゃっていただいた気持ちがよくわかるような形、そして学生が市内に帰ってこれるような、帰ってきやすくなるような、誇りの持てるような、そういったさまざまな点から考えて、ぜひとも前向きに検討してまいりたいと思います。   以上です。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) よろしくお願いいたします。   次に、マイ・タイムラインの活用についてです。   台風などから命を守るため、自身の避難行動を事前に決めておくマイ・タイムライン。避難意識を高めるツールとして期待されているものですが、この作成のために、ことし3月、本市はホームページに、作成様式、作成手順とともに、その参考となるハザードマップや防災情報等を掲載しました。私も実際このマイ・タイムラインを作成してみて、改めて自宅付近の災害危険度を認識するとともに、気象情報や避難情報の違いがよくわかるほか、何より警戒レベルに合わせ、自身の避難行動を明確にできるなど非常によくできたマイ・タイムライン作成ページと感じました。せっかく、このすぐれたホームページを、それも要望してから割と早く作成したのですから、後は、どれだけ市民に、今後の台風シーズン、豪雨時期前に活用してもらうかです。そのためにマイ・タイムラインの作成、普及活動が求められます。   昨年の8月から国交省は、このマイ・タイムラインの作成、普及の促進支援策として、避難の実効性を高める取り組みの要点や継続的な実施方法の手がかりなどを取りまとめた実践ポイントブックを作成するために、マイ・タイムライン実践ポイントブック検討会を開催しています。その検討会の資料の中に先進市の取り組み事例が掲載されており、本市の今後の取り組みの参考になるものです。例えば、まず職員、教員みずから体験した上で、ファシリテーター──進行役を目指すという考えでの職員、教員を対象としたマイ・タイムライン研修会の開催、また、住民や防災士を対象とした同作成講座の開催、そして自主防災組織による地区防災訓練での説明や学校での活用など、さまざまな取り組みが紹介されていました。また、その中の多くの場面で補助資料として国交省が作成した小・中学生向けのマイ・タイムライン検討ツール「逃げキッド」を活用していることも特徴です。   マイ・タイムラインの作成、普及促進のため、検討ツールの活用も踏まえ、以下の実施についてお尋ねしたいと思います。   1点目、学校の授業でのマイ・タイムラインの活用。   2点目、住民への講座の開催。   3点目、今後発行予定の新防災マップとのタイアップ。例えば、マップ内または配布時添付資料での周知の取り組み。   4点目、新型コロナウイルスによる感染の拡大防止に向けた新しい生活様式に沿ったマイ・タイムラインの更新。   お答えください。 ○副議長(川田匡文君) 市長公室長 横田拓也君。             〔市長公室長(横田拓也君)登壇〕 ◎市長公室長(横田拓也君) 21番福部議員のマイ・タイムラインの活用に関する御質問についてお答えいたします。   議員御案内のとおり、マイ・タイムラインは、台風が接近し、河川の水位が上昇するときの自分自身の防災行動を時系列的に整理し、取りまとめておくものです。いつ、誰が、何をするかが明確になっていることで避難行動のサポートツールとして活用でき、いざというときに、落ちついて安全に避難行動をとることが期待できます。   本市では、昨年の9月議会での御質問を受け、ホームページに防災マップ等の防災情報とあわせて、このマイ・タイムラインの作成様式、作成手順を掲載し、市民の方が自分の住む地域の災害リスクを改めて考えながら取り組んでいただけるよう促してまいりました。   そこでまず、1点目の御質問の学校の授業でのマイ・タイムラインの活用についてですが、マイ・タイムラインの骨格を手軽に理解することができる小・中学生向けツールとして、ただいま議員御案内の国土交通省が作成した「逃げキッド」がございます。この「逃げキッド」は6つの項目から構成され、冊子のほか、ユーチューブの動画を見ながら、わかりやすく理解することが可能です。その内容といたしましては、まず、自宅のリスク、家庭の状況をチェックシートでチェックし、次に、台風の発生する3日前から川の氾濫までの進行を確認、その次に、台風の発生から川の氾濫までの備えを考え、それから、自分の家での行動を振り返り、マイ・タイムラインを完成するというものです。   一方、本市における学校での防災教育として、子供たちの防災意識の向上及び啓発を目的として、小学校3年生に対して防災啓発冊子を毎年度配付しております。その防災冊子では、過去の日本の自然災害のほか、自分のまちの防災対策を調べる、災害時の家族との連絡方法などを図解し、わかりやすい読本となっています。   この読本の活用については、多くの学校で避難訓練やシェイクアウト訓練に合わせて、授業、学活などで使用するほか、家庭における話し合いを促すため保護者にも配付していると伺っております。こうした学校での授業や防災訓練の取り組みに合わせて、御案内の「逃げキッド」の活用やマイ・タイムラインの説明文書の配付をあわせてできれば、学生のうちから防災に対して関心を持ち、自分で身を守る能力を身につけることにつながるのではないかと考えますので、今後、教育委員会及び各学校とも、その手法等を協議してまいりたいと考えています。   次に、2点目の御質問の住民の方への講座の開催についてですが、議員御案内のマイ・タイムライン実践ポイントブック検討委員会の取り組み事例のように、市としてもマイ・タイムラインを広く住民の方に知っていただき、実効性を持たせるためには、まずは市職員や防災士、教員などのファシリテーターへの研修を行い、その人材の育成教育が非常に重要であると考えております。そこで学んだファシリテーターが、地域の集まりや学校の中でマイ・タイムラインを周知啓発していただけたら、住民や子供たちの関心が高まることにより、自分自身の安全を守る能力の向上や洪水への対応にとどまらず、防災全体への理解につながるものと存じます。   そこで、現在、本市が行う防災の研修には、今般の感染症対策を踏まえた避難所運営を初め、防災マップ、南海トラフ地震等の大規模地震など多様な研修が求められておりますことから、折を見て、これらの他の研修とあわせて行うなど工夫をしてまいりたいと考えております。   続きまして、3点目の新防災マップとのタイアップの取り組みについてですが、平成27年の水防法の改正により、洪水に係る浸水想定区域について、河川整備において基本となる降雨を前提とした区域から、想定し得る最大規模降雨を前提とした区域の変更に対応した防災マップを作成することが必要となり、本年度中に作成、配布する予定です。   そこで、この洪水ハザードマップは、地域の水害リスクと避難に関する情報提供をするツールであり、マイ・タイムラインの自分がとる標準的な防災行動と組み合わせることで、より有効でわかりやすいツールになると思われます。したがいまして、新たな防災マップの配布時にあわせて、市の広報紙にマイ・タイムラインについての記事を掲載するなど新防災マップを見ながらマイ・タイムラインを作成していただくことにより、一人でも多くの市民の方が災害に備え、いざというときに適切な行動がとれるよう取り組んでまいります。   最後に、4点目の新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けたマイ・タイムラインの更新についてですが、マイ・タイムラインは、みずからの生活環境に合わせ、標準的な防災行動を整理し、まとめておく行動計画であるため、家族がふえたときや職場、学校が変わったときなど自分自身の環境の変化に応じて見直していく必要がございます。したがいまして、ホームページに掲載しておりますマイ・タイムライン作成様式の避難先の項目につきましても、避難所における3密を回避するため、あらかじめ安全な親戚や知人の家などを避難先の選択肢とすることや自宅などの2階部分への垂直避難も有効な手段であること、また、非常時に持ち出す物にマスク、体温計等を追加更新いたしたいと考えております。   本市といたしましても、今後さらに多くの市民の皆様にマイ・タイムラインを活用していただけるよう普及啓発に取り組んでまいりたいと考えておりますので、理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) よろしくお願いいたします。   その次に、子宮頸がん予防ワクチンの文書による個別通知についてでございます。   現在、子宮頸がん予防ワクチン、HPVワクチンは定期接種ですが、厚労省からの接種の積極的な勧奨とならないよう留意することとの勧告が出たことで、個別通知などによる周知は行われていません。本市も同様です。しかし、日本産婦人科学会からの自治体が行うHPVワクチンが定期接種対象のワクチンであることの告知活動を強く支持します──令和元年11月1日付ですけれども──との声明などを背景に、全国の自治体では、ワクチンの正しい情報を開示しながら接種を判断してもらう告知活動を実施するところがふえてきました。八王子や富山や岐阜市等でございます。   厚労省の定期接種実施要領には、予防接種法施行令第5条の規定による公告及び同令第6条の規定による対象者等への周知を行うことと規定されており、市町村には定期接種対象者への制度の周知が義務づけられています。これはHPVワクチンの周知についても同様であり、その周知を行わないことにより、将来、子宮頸がんになり、なぜワクチンがあることを教えてくれなかったのかと市町村の作為を問われる可能性も否定できません。   今後、承認予定の9価ワクチンというのは、そういったがんの危険性を9割カバーすると言われておりますが、接種機会の確保を図るためにも、従来のホームページでの周知では十分でなく、個別通知としての周知が重要です。行政から文書が家庭に送付されるインパクトは大きいものがあり、青森県八戸市の同実施令送付前、送付後のワクチン接種件数の結果がそれを如実にあらわしています。   接種したかったけれども、知らなかったとならないように、少なくとも今年度で定期接種の対象が終了する高校1年生には、自分自身が定期接種の対象者であることや、HPVワクチンの有効性と副反応について正しい情報を知る機会を提供する必要があるとともに、助成期間終了のお知らせ、権利失効通知をすべきではないでしょうか。   なお、HPVワクチンは3回の接種が必要となり、その3回目が完了するまでに6カ月かかることから、年度内に接種を完了するには、1回目を9月30日までに接種を開始する必要があることもあわせて周知する必要があります。ちなみに、千葉県いすみ市の同ワクチン接種案内文は、これらのことを踏まえた案内文となっており、参考になると思います。子宮頸がん予防ワクチンの文書による個別通知について考えをお聞かせください。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 子宮頸がん予防ワクチンの文書による個別通知の御質問にお答えします。   議員御承知のとおり、子宮頸がん予防ワクチンは、定期予防接種として平成25年4月1日から、12歳となる日に属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子を対象に接種が始まりました。しかし、同年、厚生労働省の専門家会議において、副反応症例等において十分な情報提供ができるまでの間、接種希望者の接種機会は確保しつつ、積極的な接種の勧奨を一時的に差し控えるべきとの結論がなされました。香川県においては、現在もこの結論に基づく考えであり、県内全ての市町において個別通知等の積極的な勧奨を行っていない状況であります。   国のいう積極的な接種勧奨とは、市町が広報紙等を利用して接種勧奨を行うことに加え、接種期間の前に接種を促すはがき等を各家庭に送ることや、さまざまな媒体を通して積極的に接種を呼びかけることとなっております。それを踏まえ、本市においても積極的な接種勧奨を差し控え、現在、この予防接種についての情報提供としては、市ホームページにおいて周知を行っているところです。   議員御指摘のとおり、積極的な接種勧奨を控えることは、接種自体を控えるということではないことから、この予防接種を受けたい方が時期を逃さず受けられるように周知啓発していくこと、また、厚労省の情報をもとに予防接種の有効性と副作用などわかりやすくお伝えしていくことも重要であると考えております。   今後も、接種対象者や保護者の方へ的確な情報提供ができるよう関係機関との連携を図りながら周知に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力をお願い申し上げまして、以上答弁とします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) 香川県医師会の子宮頸がんとHPVワクチンについてというパンフレットがあるんですけれども、そこに、小学校6年生から高校1年生相当の女子、公費で接種できるにもかかわらず、かつて70%だったのが今はゼロ%に近いと、このような状況でございます、そこまで激減をしていると。しかし、その効果は海外でも非常に認められているという。2016年ですけれども、小児科学会等関連学術団体の見解で、ワクチンの確固たる有効性、それと有害事象に関して国内外で再調査をしていると。接種後に生じた症状に対する診療体制、相談体制、専門機関が全国的に整備をされてきていると、こういう十分な診療体制が整ってきたという、こういった、かつてと大分環境が変わってきているということです。   ですから、するしないは、あくまで本人の自由ですので、ただ権利がある、無料でできるのに、高校生2年になったらもうできないとかになったらいかんので、せめて、そういった双方のことを書いた文書を直接通知をしたらええんではないかということで、関係機関との連携を図りながら周知に努めてまいりたいというのは、これは個別通知をするということで捉えてええんですか。その辺が、最後もわっとした感じの答弁だったんで、よろしくお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 健康福祉部長 宮本克之君。             〔健康福祉部長(宮本克之君)登壇〕 ◎健康福祉部長(宮本克之君) 再質問にお答えいたします。   情報提供のあり方といたしまして、12歳、小学校6年生の方につきましては、ジフテリア、また破傷風の2種混合ワクチンのお知らせを個別通知で行っておりますので、そのときに、ワクチンの有効性でありますとか副作用につきましてのチラシを同封するような形で今は検討しているところでございます。また、高校1年生に対しまして助成期間が終了するということにつきましては、市の広報またはホームページにおきまして、わかりやすく周知を行っていくということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕
    ◆21番(福部正人君) そうですね、市の広報、ホームページがどうしても、なかなか見ないだろうということで個別通知ということなんですけどね。だけん、本来なら高校1年生の個別通知をぜひ検討していただきたいなと思います。よろしくお願いします。   その次に、公園への健康遊具の設置についてでございます。   健康遊具とは、遊び感覚で、気軽にストレッチや簡単な筋力トレーニングなど運動が楽しめる大人向けの遊具です。例えばウエストをひねる脇ストレッチベンチ、ぶら下がり運動のできるぶらぶらストレッチ、踏み込み姿勢で下半身の柔軟性を高める踏み板ストレッチなど多彩な器具があります。   全国で公園への健康遊具の設置は推進されており、高齢者の健康増進を初め、介護予防、地域ぐるみの健康づくりなどに役立つとされてるほか、公園を利用する高齢者がふえ、子供たちの見守りにつながっているとの声もあります。お隣の坂出市でも、健やかで幸せに暮らせる健幸のまちづくりを目指して、市内都市公園にこの健康遊具を順次設置しています。   本市では、第2次丸亀市健康増進計画に、基本要素に関する生活習慣及び社会環境の改善のうち、市民が楽しみながら運動ができるために市が取り組む内容の一つに、遊歩道、公園、運動施設などの充実と整備を行うこととしており、健康遊具の設置は、この市の方針に沿うものです。また、新型コロナウイルス対策である全国的な外出自粛による運動不足で、短期間でも体重や筋肉が落ち、身体機能が低下している人もおり、健康への影響が心配される中、公園で健康遊具を活用してストレッチや簡単な運動をすることは、フレイル、虚弱予防にもつながります。   なお、今後、同対策として、遊具を利用する前と後は手洗いを励行等、使用時の注意事項を守ってもらうなど健康遊具のある公園を多くの方が利用できるための配慮が必要になってくると思います。今のところ、市内公園における健康遊具の設置は、一部を除き進んでいないのが現状です。健康増進、介護予防、フレイル予防の観点から、計画的に公園に健康遊具を設置することについての考えをお聞かせください。 ○副議長(川田匡文君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 21番福部議員の計画的に公園に健康遊具を設置することについての考えについての御質問にお答えいたします。   近年、健康長寿への関心が高まる中、生き生きと暮らし続けるために、あらゆるライフステージで日常的に健康づくりに取り組むことが求められております。議員御案内の第2次丸亀市健康増進計画、健やかまるがめ21におきましても、健康管理やメンタルヘルス、食生活などと並び、運動についても、市民一人一人が主体的に取り組む項目として取り上げられており、これからのまちづくりにおいて、身近に運動を楽しめる環境を整備するという視点も大事になってくると認識しております。実際、市内の公園におきましては、ウオーキングやジョギングなどの軽い運動を目的とした利用者が多い場所もあり、議員御案内の健康遊具につきましても8カ所に設置し、気軽に御利用いただいているところでございます。   そこで、議員御質問の健康遊具の設置の考えでございますが、これまで新しく公園を整備する際や公園設備を設置する際には、地域住民のほか、利用者の方々の御意見を尊重して、ニーズに合わせた設備を整備してまいりました。健康遊具につきましても、平成30年より供用開始した東汐入川けんこう公園に8種類を設置したほか、1周300メートルの園路を設けた広場も整備してまいりました。また、平成28年に老朽遊具の更新を行った一番丁子供の遊び場のように、子供向け遊具にかえて健康遊具を設置したケースもございます。   しかし、一方で公園には、高齢者の健康増進のみならず、子育て世代の居場所、児童・生徒が思い切り体を動かせる場所、市民の憩いの場というような多様な役割があり、そうした異なる利用者ニーズを的確に捉えて、限られた予算の中で必要な公園設備から整備していく必要があります。したがいまして、市内公園に一律に健康遊具を設置していく考えは現在のところございませんが、今後、新規の公園整備や遊具の更新に合わせて、健康遊具の設置も選択肢の一つとして検討してまいりたいと存じます。   いずれにいたしましても、公園設備の整備に当たりましては、利用者のニーズや公園の立地、規模、既存施設の状況などを勘案し、必要な公園設備を精査した上で、より多くの市民に利用していただける公園としてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) 健康遊具の設置も選択肢の一つとしてというふうな答えでございました。やはり、この健康遊具も、場所的な、どっちか言うたら北のほうが多いんじゃないかと思うんですよね。そういった場所的な違いもありますし、選択肢の一つというのは、もう少し詳しく、どういった意味での選択肢の一つ。できれば推進という言葉も私は欲しかったんですけれども、その辺について考えをお願いします。 ○副議長(川田匡文君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 再質問にお答えいたします。   御存じのとおり、公園の整備につきましては、今現在進行中のものもございますが、地域住民の方々の特に意見を十分お聞きして整備しておりますので、先ほども申し上げたような、さまざまな公園にも用途がございますので、その中で健康遊具が必要というニーズが多くありましたら、ぜひ整備は、そういうふうなところで検討してまいりたいという意味での選択肢の一つということでございます。よろしくお願いします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) こういった健康遊具がありますよという、こちらからのアドバイスとか、そういうのもまたしていただいたらと思いますんで、よろしくお願いいたします。   その次に、空き家対策の充実強化についてでございます。   丸亀市空家等対策の推進に関する条例が施行後4年以上経過する中で、老朽空き家の除却支援事業や空き家相談会の実施、空き家の利活用など、本市の空き家対策は確実に実行されています。それでも空き家数は着実に増加しており、総務省統計局による平成30年住宅・土地統計調査の結果では、全国の空き家率は13.6%と過去最高を更新、香川県においても、別荘などの二次的住宅を除く空き家率は5年前より0.8%ふえ17.4%と、全国で6番目に高い空き家率です。それから考えますと、本市も同様、空き家の増加率が見込まれ、今後さらなる空き家対策の取り組み強化が望まれます。   中でも、近隣等に迷惑をかけている空き家に対し、相続人不明や所有者からの対策が講じられないなどの理由で行政がかわりに行う行政代執行、略式代執行による解体は全国で実施され出していますが、本市では、迷惑空き家の未解決案件があるにもかかわらず代執行は未実施の状況で、さらなる取り組み強化が求められています。   そこには、段階的な手続を踏む事情があるとはいえ、ネックの一つとして、当該空き家の相続人など所有者調査の大変さが挙げられます。相続登記がなされていない等の理由により調査が難航する案件も少なからずあると思われ、また現在の本市の少ない担当者で、このような調査を行うには限界があり、指導に着手するまでに相当の時間を要するものと推測されます。結局、そのしわ寄せが来るのは、迷惑をこうむり続けている近隣住民等市民ということになります。そこで、先進市、福岡県の福津市や大阪府岸和田市などでは、司法書士会との連携により所有者等の調査を委託することで正確で迅速な所有者等の特定につなげています。   司法書士は、御存じのとおり、戸籍等から相続人全員を特定する業務は日常業務として取り扱っており、その知見と実務的能力は他の追随を許さない相続等登記業務のプロです。本市の空き家対策に司法書士が培ってきたこの専門性を生かすメリットは大きく、相続人特定に限らず、空き家対策全般にわたりアドバイスを受けることも一つの方策です。本市の空き家対策を迅速かつ適切に行うために、空き家の所有者調査等を司法書士に委託するなど司法書士会と連携することについてのお考えをお聞かせください。 ○副議長(川田匡文君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 空き家対策を迅速かつ適切に行うために司法書士会と連携することについての御質問にお答えいたします。   議員御承知のとおり、平成27年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法が完全施行され、本市におきましても、同年10月から丸亀市空家等対策の推進に関する条例を施行し、空き家対策を推進してまいりました。しかしながら、空き家の増加傾向は著しく、平成30年の住宅・土地統計調査では、丸亀市の空き家率は17.9%と、平成25年調査時より1.2%ふえております。また、住環境への影響など空き家に関する苦情や使う見込みのない空き家の処分についての相談なども年々増加しており、空き家対策は喫緊の課題となっております。   そういった状況の中、最も件数が多く対応に苦慮しておりますのが、管理の行き届いていない空き家に対する周辺住民からの苦情でございます。現在の対応といたしましては、情報提供者からの連絡を受けた後、現地確認、固定資産税情報や法務局の不動産登記簿などの調査を経て、所有者等が特定できれば所有者等へ指導を行っていくという流れを担当職員が行っております。中でも、所有者等の特定につきましては、議員御指摘のとおり、相続登記がなされておらず、相続人調査が必要となるなど難航するケースもあり、特定までに一定の時間と労力を要しているのが現状でございます。   今後、所有者等の特定を円滑に行っていくためには、相続人調査等に関する担当職員の知識や経験の蓄積は不可欠ですが、法律という専門性の高い分野でもあり、専門家の力をかりることも有効であると考えております。   そこで、議員お尋ねの司法書士会との連携でございますが、これまでも司法書士会には、空家対策協議会の委員に参画していただくなど本市の空き家対策の推進に御協力をいただいてまいりました。今後、こうした関係性も生かして、所有者等の特定など司法書士の専門性を生かした分野はもちろんのこと、空き家対策全般で司法書士会との連携を深め、その知見や経験を活用する方策についても考えてまいりたいと存じます。   以上、答弁といたします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) 次に参ります。   また、本市の空き家対策の一つである不動産の流通市場を活用した利活用として、県、市町と不動産取引業者団体の連携協力のもと情報提供を行う香川県空き家バンクに参加し、登録支援等を実施しています。この香川県空き家バンクに登録している空き家物件の改修工事に対し、県内他市町では、空き家の利活用と移住促進のため、その2分の1の補助率で50から150万円限度の補助を行っています。加えて、10万円限度で家財道具処分の補助を行っている市町もあります。   この空き家改修等補助制度、昨年度、県内で70件の実績があり、空き家対策として有効な手法として継続されている制度ですが、なぜか本市と善通寺市は導入していません。本市の場合、導入していない理由として、空き家の除却支援事業に力を入れている等のことですが、空き家の除却支援は、県内自治体の中で実施していないのは直島町だけと、空き家改修等補助と同様、その効果を認めた上での普遍的な制度となっています。どの支援事業に力点を置く、置かないは別として、他市町同様、受け入れ可能とする制度自体の導入はしておくべきではないでしょうか。   離島を除き民間住宅リフォーム支援──これは善通寺が実施しておりますが──を実施していない本市にとって、空き家対策、移住促進等として、この香川県空き家バンク登録物件対象の改修等補助を実施することは極めて有効と考えます。空き家改修等補助制度の導入についての考えをお示しください。   あわせて、空き家の発生予防策は重要です。効果的なPR方法はその一つですが、せっかく県のホームページ、空き家ポータルサイトに空き家ガイドブックのデータを初め、空き家活用のメリット、放置のデメリット、空き家は負の財産なのかなど、空き家発生予防のための暮らしに役立つ情報が詳しく掲載されているので、それを活用しない手はありません。   これをできるだけ多くの市民に知ってもらうことは、所有不動産に関する管理や相続、税金などについてより理解し、そして行動を促し、結果的に空き家の発生を減らすことにつながります。空き家の発生予防のために、県のホームページ、空き家ポータルサイトの情報を活用することとし、本市のホームページ内で空き家の発生予防の重要性を紹介した上で、空き家ポータルサイトとリンクさせてはどうでしょうか、お答えください。 ○副議長(川田匡文君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 空き家改修等補助制度の導入と県の空き家ポータルサイトと市ホームページのリンクについての御質問にお答えいたします。   まず初めに、空き家改修等補助制度の導入についてでございますが、平成27年度に実施した空き家実態調査によりますと、本市には2,250軒の空き家が存在し、そのうち倒壊の危険性があり、修繕、解体などの必要があるものは988軒ございました。   本市の空家等対策計画におきましては、空き家の適正管理は、第一義的には所有者や管理者の責務であるものの、公共、公益上必要な場合、市が所要の対策や措置を講じることとしており、1,000軒近い老朽危険空き家に対し、早急に安全・安心な市民生活を守るための対策として、平成27年度から老朽危険空き家除却支援事業を実施し、本年度末までに約200軒の老朽危険空き家の取り壊しが進む見込みでございます。   一方、議員御案内の空き家改修等補助制度は、空き家バンクの登録促進のほか、移住・交流施策として設けられましたことから、本市におきましては、移住希望者の住居の確保に苦労している離島に限って同様の制度を実施しているところでございます。この空き家改修等補助の対象を市内全域に広げることにつきましては、移住促進策として一つの選択肢ではあるものの、現在は、基本的に民間の不動産流通市場の活動に委ねるべき状況にあるものと考えております。   また、空き家対策といたしましても、残る老朽危険空き家の数や現に生活環境の悪化に直面する市民からのニーズを考えますと、まずは除却を優先して空き家対策を進めてまいりたいと考えておりますので、当面は、老朽危険空き家除却支援事業を軸に、空き家が及ぼす周辺環境への影響に対処することに注力してまいりたいと存じます。   次に、県の空き家ポータルサイトと市ホームページのリンクの御質問でございますが、現在、市のホームページにおきましては、空き家対策と空き家バンクが別のカテゴリーになっているなど空き家関連の情報が分散しております。今年度の機構改革により、空き家に関連する業務が一元化されましたことから、まずは、これらの情報を市ホームページで集約し、わかりやすく役立つ情報発信に努めてまいりたいと考えております。   そして、その際には、議員御提案の県の空き家ポータルサイトへのリンクも行い、ホームページの充実を図りたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、以上答弁といたします。 ◆21番(福部正人君) 議長、21番。 ○副議長(川田匡文君) 21番 福部正人君。             〔21番(福部正人君)登壇〕 ◆21番(福部正人君) この空き家改修等補助制度でございますけれども、やってないのが、もう丸亀市と善通寺市だけと。善通寺市は、先ほど言いました民間リフォームをやってますから、そういう関係があるのかもわかりませんけれども、こうやって一覧表にしてみますと、香川県の空き家のガイドブックですか、何で丸亀市はないんみたいな感じになるわけでございます。やはり他市町も、それだけ必要性を認めて行っているのに、どうして丸亀市だけしてないんかなという、そういう疑問のほうが先に立つんですよ。   除却は、確かに県の方にお聞きしても、丸亀市は除却に力を入れてます、全体的な割合からしますと、そういったことも言っておりました。除却支援も行いながら、これも受けれる、そんなに件数はないと思うんで、やっぱり受けれる体制だけは整えとくべきじゃないかなと思うんですよ。ですから、今すぐ、どうしても無理というんであれば、将来的というても、近い将来で検討せないかんのではないかなと思いますが、この辺について、もう一遍お聞かせください。   それと、私、県のホームページのリンクですけれども、本市ホームページ内で空き家の発生予防の重要性を紹介した上でということを言いました。このことについて言及されてなかったので、もう一度そのことについてお聞かせください。 ○副議長(川田匡文君) 都市整備部長 吉本博之君。             〔都市整備部長(吉本博之君)登壇〕 ◎都市整備部長(吉本博之君) 再質問にお答えします。   先ほど議員もおっしゃっていただいたように、丸亀市の除却支援制度につきましては、県下でいち早くかかりまして、今現在でも県ではトップクラスでございます。そういった中で、ある程度限られた予算の中で、まだまだ非常に問い合わせというか、苦情といいますか、近隣住民からの苦情が非常に多いのが現状でございますので、ある程度、その除却のめどが立たなければ、なかなか先へ進めないんかなと考えてますので、そのめどが立てば、その段階で議員がおっしゃったような除却以外の課題についても検討してまいりたいと考えております。   また、県のホームページとのリンクについてでございますが、その辺の内容については、まだまだ勉強不足でもございますので、どういうふうに掲載したらよろしいかというふうなことは、また御指導もいただきながら、よりよいものにしていけたらと思いますので、よろしくお願いしたらと思います。終わります。 ○副議長(川田匡文君) 以上で21番議員の発言は終わりました。   本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたします。   なお、次回会議の再開はあす午前10時といたします。   御審議、お疲れさまでした。               〔午後3時00分 散会〕             ───────────────   地方自治法第123条第2項の規定による署名者            議 長            副議長            議 員            議 員...